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  • このページでは,県立埋蔵文化財センター所蔵遺物の貸出し状況を紹介します。

  • ◎ 宮崎県立西都原考古博物館
    〒881-0005 宮崎県西都市大字三宅5670番地 ℡0983-41-0041 http://saito-muse.pref.miyazaki.jp
     平成29年度 宮崎県立西都原考古博物館 企画展1
    『色が語るいにしえの技と心
     
     関山遺跡出土の縄文時代早期の土器,町田堀遺跡出土の縄文時代後期後半の石刀,古代の緑釉陶器の3点を,宮崎県立西都原考古資料館に貸し出しました。これらの資料は,同資料館の平成29年度企画展『色が語るいにしえの技と心』の中で展示されます。
     企画展は,色からみえてくる技術の発展や他地域との交流,色に込められた人々の思いを考古学の資料から紹介する内容となっています。
     
     
    【貸出し期間】 平成29年4月から平成29年6月まで
     《貸出し遺物》
     
     縄文時代早期の土器(関山遺跡)
     
      
     縄文時代後期後半の石刀(町田堀遺跡)
     
    古代の緑釉陶器(大島遺跡)
     
     <「縄文時代早期の土器(関山遺跡)」の特徴>
     赤色顔料がぎっしり詰まった小鉢です。この小鉢を包み込むように撚糸文の深鉢が出土したことから,小鉢を入れ子状にして,中の赤色顔料を大切に保管していたのではないかと思われます。

    <「縄文時代後期後半の石刀(町田堀遺跡)」の特徴>
     橿原文様の付いた天附型石刀で完形のものはほとんど発見されておらず,西日本では初めての出土例です。また,中岳Ⅱ式と呼ばれる縄文時代後期後半の住居跡から出土しており,時期が確定できる数少ない貴重な資料です。

    <「古代の緑釉陶器(大島遺跡)」の特徴>
     京都系の椀です。淡黄色の釉が全面に施釉されています。ここ大島遺跡では,通常の一般的な遺跡では出土数が極めて少ない越州窯系青磁や緑釉陶器が多量に出土しました。また,本県で初めての出土となったベルト用の石帯や本県四例目となる風字二面硯も出土しています。薩摩国府・国分寺とも距離が近いことから,これらと関連の深い人々が居住した集落跡ではないかと考えられています。