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  • 平成26年2月21日(金)
  • 上野原縄文の森第38回企画展
    「すべてはマンローから始まった〜かごしま発掘調査のあゆみ〜」

      
    期間限定!
        
    広田遺跡(ひろたいせき)の国指定重要文化財を追加展示中」

     平成26年2月21日(金)〜平成26年3月23日()まで   
     
     広田遺跡(南種子町(みなみたねちょう))は,1955 年(昭和30年)9月末の台風22号によって砂丘(さきゅう)がけずられ,人骨や貝製品などが露出(ろしゅつ)したことをきっかけに発見されました。
     発掘調査で出土した貝製品は,南海に生息(せいそく)するゴホウラやヤコウガイ,オニニシ等の貝殻(かいがら)を素材としており,貝輪(かいわ)(ブレスレット)・貝符(かいふ)貝札(かいさつ))・貝匙(かいさじ)(ヤコウガイ容器)など種類も豊富(ほうふ)です。特に貝符には,大陸起源(きげん)文様(もんよう)と考えられる製品もあります。このように多量の貝製品を墳墓(ふんぼ)副葬(ふくそう)する文化はほかに例がなく,南島地域における埋葬の実態(じったい)や,貝製品及び素材の交易(こうえき)を示すとても貴重な資料です。
     今回は,国の重要文化財に指定されている出土品(しゅつどひん)の一部を,期間限定で追加紹介しま( )
     
     【問合先・申込先】 上野原縄文の森 TEL 0995-48-5701
                            FAX 0995-48-5704
                             メールアドレス uenohara@jomon-no-mori.jp