南水ヶ迫B遺跡は, 志布志湾に向かって流れる前川の左岸,標高約50mのシラス台地の上にあります。
令和5年度からの発掘調査によって,主に旧石器時代から中世の遺構や遺物が発見されました。遺構は,中世のころ使われたと考えられる古道(帯状硬化面(こうかめん))や,縄文時代の早期の調理施設と考えられている集石(しゅうせき)遺構,連結土坑(れんけつどこう)などが見つかりました。遺物は,旧石器時代の石器や,縄文時代の土器や石器,中世の陶磁器などが出土しました。南水ヶ迫B遺跡からは,大昔から繰り返された人々の暮らしの痕跡(こんせき)が見つかっています。
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