新城跡(しんじょうあと)は,阿久根市山下に所在し,高松川左岸の標高約35mの台地上に位置しています。中世莫祢(あくね)氏の本拠地である愛宕(あたご)山(莫祢城)西麓の台地上に点在する山城のひとつです。
西台地部では,通路跡と大型の土坑で構成される,南九州では初めての発見となる形状の虎口状遺構(入口)が検出されました。また,中世後半(15世紀後半~16世紀代)の遺構・遺物が多く見つかりました。
戦国時代,莫祢氏が領民の居住する集落を守るために築き,重要な役割を果たしたと考えられます。



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新城跡(しんじょうあと)は,阿久根市山下に所在し,高松川左岸の標高約35mの台地上に位置しています。中世莫祢(あくね)氏の本拠地である愛宕(あたご)山(莫祢城)西麓の台地上に点在する山城のひとつです。
西台地部では,通路跡と大型の土坑で構成される,南九州では初めての発見となる形状の虎口状遺構(入口)が検出されました。また,中世後半(15世紀後半~16世紀代)の遺構・遺物が多く見つかりました。
戦国時代,莫祢氏が領民の居住する集落を守るために築き,重要な役割を果たしたと考えられます。