北山遺跡(阿久根市)
写真の溝状遺構(みぞじょういこう)は中世(鎌倉時代)のものではないかと考えています。1.5m近く掘り下げた溝の底から,大きな複数の石がまとまって置かれていることが分かりました。人が歩いた痕跡があり,道として使っていたようです。
新城跡(阿久根市)
中世のものと考えられる土坑(どこう)や柱穴が見つかりました。これから掘り下げて詳しく調査していきます。
六反ヶ丸遺跡(出水市)
地上から1.5m掘り下げたところで,約1,200年前の川跡が発見されました。川跡からは,その当時使われていた食器や壺なども一緒に発見されています。魚を捕るために使われていた土錘(どすい)も多く発見されています。
萩ヶ峰A・B,白水A,山ノ上B遺跡(鹿屋市)
旧石器時代の発掘調査の準備をしています。熱中症などの対策として,寒冷紗を屋根のように張って作業をしています。