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10月の発掘調査

六反ケ丸遺跡(出水市)

貴重な木製品や弥生時代の土器が発見されました。

発見された木製品。弓の可能性が高いです。
発見された弥生土器

 

北山遺跡(阿久根市)

柱を固定させるために片側に石を詰めた柱穴跡(ちゅうけつあと)が発見されました。また,焼土(しょうど)や鉄滓(てっさい)が発見され,カマドに関係する炉の跡である可能性があります。

柱穴に詰められた石
赤い部分が焼土です
流動滓(高温で鉄を作るときに,炉から流れ出た状態で固まった残りです)

 

新城跡(阿久根市)

大型の窪地が発見されました。窪地は自然の作用でもできますが,今回発見された窪地は,人が何かの目的で作った遺構(いこう)に土が溜まったものです。当時の人が何のためにここを掘ったのかを知るために調査をしています。

発見された窪地
125cmほどの深さです(掘り下げ途中です)

 

萩ヶ峰A遺跡ほか(鹿屋市)

竪穴建物跡にじょうろで水をまいています。乾燥が進むと遺構が傷む場合があるからです。

水まきの様子1
水まきの様子2