(公財)鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センターでは,前回紹介した平佐焼窯跡の他に,10月1日から石鉢谷B遺跡,10月4日から北山遺跡の発掘調査を始めます。
平佐焼窯跡は江戸時代から続く薩摩焼の産地として有名な窯跡で,茶碗や皿などの焼き物や窯の道具など,あらたな発見が期待される遺跡です。
石鉢谷B遺跡は縄文時代から古墳時代までの遺跡で,主に縄文時代後期・晩期の土器や石器の発見が期待されます。
北山遺跡は縄文時代から中世までの遺跡で,今年度5~7月に実施した調査箇所の隣接地になります。古墳時代から中世までの建物跡などの発見が期待されます。
これからどんな調査成果が得られるか楽しみな3つの遺跡です!