川久保遺跡(鹿屋市串良町)の整理作業では,発掘現場から持ち帰ってきた古墳時代の竪穴建物跡の床面の土を詳しく調べています。土を水で洗いながら,目の大きさが異なる「ふるい」を通して,中に入っているミリ単位の小さな遺物を探します。
その結果,当時,鉄の道具を作るため,高温で熱した鉄のかたまりをたたいて伸ばしたときに飛び散った火花(鍛造剥片(たんぞうはくへん)と言います。)や,ガラス製と思われる小さな玉などが見つかりました。
小玉は今後,成分や由来などを詳しく調べていく予定です。
持ち帰ってきた土を調べることで,建物の中で何が行われていたかが見えてくるようですね。