- 平成29年9月22日(金)
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「埋文職員による授業支援」 「本物に触れる」「感動に溢れる」授業を! ~県立大口高校,霧島市立横川小学校編~ 8月1日は,県立大口高校に行きました。教科書の学習内容に並行して根占砲台跡・天保山砲台跡・敷根火薬製造所跡等の調査状況や調査成果を紹介し,「幕末から明治時代初めのかごしまの動向」について学習しました。
また,秋季大運動会の練習も忙しい9月13日には,横川小学校の6年生と一緒に,幕末から明治にかけての鹿児島の偉人と近代化について学習しました。斉彬についてもとっても詳しい歴史好きの6年生でした。担任の先生と子どもたちが厚い信頼関係で結ばれている素晴らしいクラスでした。まるで,西郷と龍馬のように・・・。大口高校での授業風景横川小学校での授業風景
埋蔵文化財センターは,教室のなかで本物の遺物(土器や石器など)に触れる機会を提供するために「まいぶんキット貸出事業」を行っています。学校からの要望に応じ,学習に活用できる教材の貸出しを行うことで,埋蔵文化財に対する興味・関心を高めるとともに,学校での郷土教育の取組を支援しています。
本年度からは,この「まいぶんキット貸出事業」に加えて,センター職員が各学校に出向いて授業支援を行う「埋文職員による授業支援」を展開しています。校種を問わず各学校と連携を図り,地域や児童生徒の実情に合わせた授業支援を行います。本物の土器や石器を見たり触れたりすることは,何よりも児童生徒の興味関心を高めてくれます。
「本物に触れる」「感動に溢れる」授業を子供たちに!埋蔵文化財センターがお手伝いします。