1月19・20日,市町村の文化財担当職員を対象とした,埋蔵文化財専門職員養成講座の上級講座を実施しました。
今回の講座では,「埋蔵文化財保護制度」をテーマとし,鹿児島県教育庁文化財課桑波田武志係長による「埋蔵文化財保護に係る鹿児島県の現状と課題」についての報告,文化庁の近江俊秀主任文化財調査官による「埋蔵文化財発掘調査等に係る補助制度」,「法的知識」,「行政の役割」などの講義がありました。
また,近江主任文化財調査官の講義は,テレワーク中のご自宅と当センターをインターネットでつないで,オンラインで行われました。
参加者のみなさんは,メモをとりながら熱心に聴講されていました。
今回の講座を通して,各市町村の埋蔵文化財保護行政が,今後もより良く進められていくことを期待しています。