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ワクワク考古楽授業支援 

「南の縄文文化魅力発信事業」(令和6年度~)

鹿児島県では,上野原遺跡をはじめ縄文時代の遺跡が多数発見されています。鹿児島の縄文時代を生きた人々の暮らしが少しずつ明らかになってきました。 鹿児島県埋蔵文化財センターでは,各遺跡の出土品を再整理・修復して新たな活用素材として展示・活用することで,南の縄文文化を発信します。 また、学校において実物の出土品を活用した授業支援を行うことにより,児童・生徒の郷土の歴史への関心を高め,郷土を誇り,郷土を愛することの醸成を培う契機とすることを目的に出前授業を実施します。

ワクワク考古楽(出前授業)の実践例

 こちらからご覧ください。「ワクワク考古楽授業支援実践例」

ワクワク考古楽(出前授業)・まいぶんキット貸出事業の申し込み

 こちらからご覧ください。「学校向け(授業支援・貸出事業)」    

「廃寺は語る! よみがえる鹿児島の仏教文化」(令和3年度~令和5年度)

1 目的

 幕末から明治時代はじめ,天皇中心の国づくりをめざす明治新政府は,神道を国の宗教にしようとしたため,全国的に寺院や仏像などの破壊が行われました。これを廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)と呼びます。  薩摩藩には,明治維新をおし進めた武士たちの中に尊王攘夷思想(天皇中心の国づくりをめざし,外国から入ってきたものを追い払う考え)を持つ人が多かったことや,明治維新のための軍事力強化の必要性から全国で最も激しい廃仏毀釈が行われました。その結果,鹿児島では,すべての寺院が破壊され,鹿児島の仏教文化は大きなダメージを受けました。  今回の事業では,近代化の流れの一方で,失われていった寺院の状況の把握や考古学的な調査を行い,その存在や歴史的な価値をよみがえらせ,その成果を学校での授業などで活用し,未来を担う子ども達が地域の歴史的な位置を学び,郷土を愛する心を育む機会とします。

2 事業内容

 関連する遺跡の中から候補地を選定し,順次,発掘調査を実施します。併せて,遺跡近隣の小・中学校,高等学校等にセンター職員が出向いて,これらの発掘調査の成果をもとに,出土品等を活用した出前授業を実施します。 令和5年度にこの事業は終了しました。  

「西南戦争を掘り,学ぶ事業」(平成30~令和2年度事業)

  •  幕末に起こった日本近代化の波は,明治維新という大きな時代を動かして,国内最大の内戦と言われる西南戦争へと突き進んでいきました。鹿児島県は常にこの波の中心で,幕末は,まさに「躍動する薩摩の時代」であったといえます。 日本の近代化をリードし,明治維新から西南戦争の舞台で活躍したふるさと鹿児島の先人たち。当時の実際の砲弾などの出土品を目の前にして,その先人たちの偉業にふれることで,子どもたちは,郷土の歴史をより深く理解することができます。
      令和2年度にこの事業は終了しました。