当センターでは平日(月~金)の間,発掘調査報告書作成のための整理作業の様子や収蔵庫等を公開していますので,ご自由にご覧ください。
なお,土・日・祝祭日は休所日です。予めご了承ください。
平成17年度から調査課は調査第一課と調査第二課に分かれ,それぞれが第一調査係と第二調査係をもち,事業別に業務を進めてきました。
平成25年度からは国事業に関する業務は(公財)埋蔵文化財調査センターが行うこととなり,県立埋蔵文化財センターの調査課では,県事業に関する業務や市町村支援,研修等を行っています。
分析機器類には,20万倍まで拡大して観察できる「走査型電子顕微鏡」や土器などに含まれるものを調べるX線分析装置などがあります。
整備された機材を使い,それぞれの土器や石器の特徴が十分にわかるように,カメラや遺物の位置・光の加減などを調整しながら慎重に撮影を進めます。
また,遺跡の記録保存のために撮影された写真の現像も行います。
ビデオやスライドなどのアナログデータやパソコン・インターネットなどのデジタルデータを利用した研修が可能です。
埋蔵文化財センターにはこの他に,温度や湿度を一定に保つようにした「特別収蔵庫」も整備されています。
また,ホームページ等を利用して学校教育や生涯学習などの多様な場面で利用していただくための情報を随時作成しています。
一般の方も自由に来室し閲覧できますので,ぜひ,お越し下さい。