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カテゴリー: 南の縄文調査室から

このページは、発掘調査・整理作業・報告書作成の様子や、埋蔵文化財センタ内ーのできごとを紹介します。

【企画展内覧会】

4月22日,「上野原縄文の森第60回企画展『どうして?!縄文体験 ~縄文時代の暮らしを学ぼう~』」の内覧会がありました。

今回の企画展は,体験学習館で行われている縄文生活体験に焦点をあて,その成り立ちや歴史的意義を学ぶことをテーマに,関連する考古資料などを展示して紹介します。

上野原縄文の森・埋蔵文化財センター・(公財)埋蔵文化財調査センターの担当職員が,企画展の公開に向けてより分かりやすく,より詳しく資料展示ができるように,確認を行いました。

開催期間は,令和3年4月24日(土)から7月4日(日)までです。ぜひ,上野原縄文の森にお越しください。

 

 

整理作業開始

4月13日,令和3年度の整理作業が開始しました。

この日から会計年度任用職員を雇用して,報告書刊行に向けた整理作業が始まりました。

今年度刊行予定の遺跡は,「上加世田遺跡(河口コレクション)」(南さつま市),「中津野遺跡」(南さつま市),「下桃木渡瀬遺跡」(南九州市),「川上遺跡・鶯原遺跡・猫塚遺跡」(鹿屋市),「鹿児島(鶴丸)城跡」(鹿児島市)です。

他にも「光台寺跡ほか」(指宿市ほか),「廣牧遺跡・立塚遺跡」(鹿屋市),「久保田牧遺跡」(鹿屋市)の整理作業も行っています。

現在,新型コロナウイルス感染症対策のため整理作業の様子は見学できませんが,今後も整理作業の様子をホームページや「埋文だより」などでお伝えしていく予定です。

辞令交付式及び作業ガイダンス

土器の復元作業

土器の実測の様子

パソコンを使ったデジタルトレース

 

 

令和2年度離任式・令和3年度新任式

令和3年度の人事異動に伴い,3月31日,令和2年度の離任式を実施しました。当センターから11名の転退職がありました。

また,翌4月1日に新任式が行われ,12名の職員が転入されました。

令和3年度は,総勢30名の職員で,埋蔵文化財センターの業務を進めていきます。よろしくお願いいたします。

 

 

かごしま遺跡フォーラムオンラインの動画を公開しました

これまで鹿児島県立埋蔵文化財調査センターは,遺跡の発掘調査成果を報告する「かごしま遺跡フォーラム」を毎年開催してきました。
今回は,調査担当者による解説動画を【YouTube】で配信します。
西南戦争関連遺跡及び昨年度刊行した報告書の中から,注目される遺跡を紹介し,新たな調査成果や歴史解明における今後の課題等について,全国に向けて広く発信します。

詳しくは,以下のリンクからご覧ください。

鹿児島県立埋蔵文化財センター【YouTube】

業務報告会

 2月25日(木)に,業務報告会を行いました。業務報告会とは,その年度に県立埋蔵文化財センターと(公財)埋蔵文化財調査センターが行った,発掘調査や整理作業の調査成果を報告する会です。報告対象は,両センター職員,発掘調査や整理作業で指導をいただいた方々,県内の大学で考古学を研究されている先生方,市町村の埋蔵文化財担当職員や発掘調査支援会社の方々などです。

 昨年度までは,埋蔵文化財センターの研修室に集まり報告会を開いていましたが,今年度は新型コロナウイルス感染症対策として,オンライン会議システムを導入しました。

 具体的には,発表者の報告を研修室で聞く職員と,オンラインでつないだ別会場で聞く職員に分かれて,会場が密になることを避けました。

 また外部からの参加者には,それぞれの職場等からオンライン会議システムで参加していただきました。オンラインで18名の参加があり,調査に対する質問や感想をリモートで聞くことができました。

担当者が調査成果を報告

研修室で報告を直接視聴

別会場で報告をオンライン視聴

オンライン参加者と意見交換

【参考】 今回報告を行った遺跡
 立塚遺跡(鹿屋市),原村遺跡(曽於市),牧B遺跡(曽於市),北山遺跡(阿久根市),牧山遺跡(鹿屋市)

埋蔵文化財専門職員養成講座

  1月19・20日,市町村の文化財担当職員を対象とした,埋蔵文化財専門職員養成講座の上級講座を実施しました。

 今回の講座では,「埋蔵文化財保護制度」をテーマとし,鹿児島県教育庁文化財課桑波田武志係長による「埋蔵文化財保護に係る鹿児島県の現状と課題」についての報告,文化庁の近江俊秀主任文化財調査官による「埋蔵文化財発掘調査等に係る補助制度」,「法的知識」,「行政の役割」などの講義がありました。

 また,近江主任文化財調査官の講義は,テレワーク中のご自宅と当センターをインターネットでつないで,オンラインで行われました。

 参加者のみなさんは,メモをとりながら熱心に聴講されていました。

 今回の講座を通して,各市町村の埋蔵文化財保護行政が,今後もより良く進められていくことを期待しています。

多くの市町村職員に参加いただきました
テレワーク中の近江主任のご自宅から講義
密にならないように座席をずらしています

 

西都原考古博物館への資料貸出

 宮崎県立西都原考古博物館が開催する企画展「古の匠たち~考古資料に見る技巧と造形美~」の集荷作業があり,同博物館の職員の方が来所されました。

 今回当センターから出品するのは,定塚遺跡(曽於市)・建山遺跡(曽於市)・上野原遺跡(霧島市)の縄文時代早期の土器です。これらの土器は,口の部分の形が,円形,方角形,レモン形など,バリエーション豊かになっています。

 入場は無料です。近くにお寄りの際は,ぜひ,ご覧ください。

会場:宮崎県立西都原考古博物館(宮崎県西都市大字三宅字西都原西5670番)
期間:令和3年1月9日(土)~3月14日(日)

「西都原考古博物館」のホームページはこちらからご覧いただけます。

今回出品する縄文時代早期の土器

写真で現状を記録をします

梱包作業中

ていねいに梱包していただきました

久保田牧遺跡(鹿屋市吾平町)現地説明会

 11月14日(土)に,久保田牧遺跡(鹿屋市吾平町)で現地説明会を行いました。

 久保田牧遺跡は,大隅縦貫道の建設工事に伴い,令和元年度から発掘調査を行っている遺跡です。現地説明会では,古墳時代の竪穴建物跡や古代・中世の溝跡・掘立柱建物跡を紹介しました。
 また,地層の説明,出土した遺物の展示も行いました。

 今回は,新型コロナウイルス感染症対策のため,地元の自治会と小中学校にのみ事前に案内を出していましたが,139人の参加者がありました。参加された方々は,約7,300年前の大噴火による火山灰や約6,400年前の池田湖の大噴火で噴出した軽石等が地層となっていることや建物跡等について,担当者からの説明に熱心に耳を傾けられており,古代の吾平の様子を直接感じていただけたようでした。

地層の説明

掘立柱建物跡の柱跡の説明

中世の大きな溝跡

大きな柱穴をもつ古墳時代の竪穴建物跡

文化庁への要望活動オンライン

 「全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会」は,全国の自治体設立による埋蔵文化財センターや出土品管理センターなどが参加し,埋蔵文化財の保護・活用・調査研究の充実と情報交流を目的として設立された組織です。令和元年度から,鹿児島県立埋蔵文化財センターが事務局を務めています。

 10月12日,その連絡協議会の業務の一環として,文化庁への要望活動を行いました。今回は新型コロナウイルス感染症対策として,文化庁と当センターをインターネットでつなぎ,オンラインで実施しました。

 本格的な双方向オンライン会議は,当センターでも初めての試みでしたが,お互いの顔を見ながら話し合いを順調に進めることができました。