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カテゴリー: 南の縄文調査室から

このページは、発掘調査・整理作業・報告書作成の様子や、埋蔵文化財センタ内ーのできごとを紹介します。

中学生職場体験

5月に,国分中学校,国分南中学校,隼人中学校,舞鶴中学校の生徒たちが,埋蔵文化財センターと上野原縄文の森で職場体験を行いました。

生徒たちは,当センターの役割の説明を受け,センター内を見学し,整理作業の様子や出土した土器などを紹介されました。

業務体験では,整理の基礎作業である土器洗い,拓本や資料整理を体験して,生徒たちはどの業務にも一生懸命取り組んでいました。

今回の職場体験を通じて,生徒たちは働くことの意義,楽しさや大変さを学び,将来の進路や目標が明確になったようです。生徒たちの今後の成長に期待しています。

整理作業を見学

保存処理業務を説明しています

収蔵庫で鹿児島県の縄文土器の特徴を紹介

土器洗い体験

拓本体験

資料整理

鹿児島空港パネル展示

6月4日,鹿児島空港3階のギャラリーフレンドリーに,鹿児島県立埋蔵文化財センターと上野原縄文の森の紹介パネルを展示しました。

空の玄関口空港にかけて,遺跡上空からの写真をたくさん使用しました。

上野原遺跡は着陸直前に右手側に見えることが多いですが,ぜひご覧ください。

7月19日まで展示しています。

展示作業の様子

鹿児島県内の遺跡を紹介しています

飛行機から上野原遺跡を探してみてください

 

 

下城跡(姶良市北山)の発掘調査

姶良市の下城跡の発掘調査が始まりました。下城跡は戦国時代,この地方の地頭であった梅北国兼(うめきたくにかね)の山城だったと伝えられています。

調査前に伐採をしたところ,山城の形がはっきり見えてきました。またこの日は,現状確認のためにラジコンヘリによる空撮も行いました。

現在,曲輪に上り下りする階段を設置したり,安全に調査を行うために柵を立てたりしています。今後の発掘調査の成果が期待されます。

伐採によって曲輪や堀の形状がよくわかります

道路から曲輪上部までかなりの高低差があります

曲輪に上がる階段を整備中

ラジコンヘリによる空撮

空撮の様子(〇の中にヘリがいます)

空撮画像(桜島が臨めます)

発掘調査が始まりました

5月から,「名主原遺跡(鹿屋市吾平町)」と「二子塚B遺跡(大崎町)」の発掘調査が始まりました。

どちらの遺跡も昨年度の調査で,貴重な遺構・遺物が見つかっており,今後の調査報告が期待されています。

名主原遺跡発掘調査の様子
名主原遺跡発掘調査の様子
二子塚B遺跡発掘調査の様子

二子塚B遺跡発掘調査の様子

文化財防火デー

1月26日は,法隆寺の金堂壁画が焼損した日(昭和24年)です。昭和30年にこの日を「文化財防火デー」と定め,貴重な文化財を火災・震災などから守るために,全国で防火運動が展開されています。

当センターでも1月24日に埋蔵文化財センターで,1月25日に第2整理作業所で防火訓練を実施しました。

どちらの訓練でもスムーズに避難ができました。また,消火訓練も実施しました。

これからも,防災意識を高めて業務に当たってまいります。

迅速に避難場所に集合できました(第2整理作業所)

消火器を使った消火訓練も行いました(第2整理作業所)