埋蔵文化財技術研修講座(基礎講座)
令和6年7月19日,埋蔵文化財技術研修講座(基礎講座)を実施しました。この講座は,市町村教育委員会の埋蔵文化財担当職員を対象として,発掘調査に関する必要な技術等の向上を図ることを目的としています。
午前中は,志布志市の野首遺跡で発掘調査の現場研修を行いました。実際の発掘現場の運営や管理,必要な物品等について知識や理解を深めました。
午後からは,志布志市教育委員会の相美氏を講師として迎え,教育委員会の体制,事業への取り組み,施設管理などを紹介していただきました。
今回の研修が,市町村の担当者の業務向上に役立てばありがたいです。
二階の展示が新しくなりました
中学生職場体験
5月に,国分中学校,国分南中学校,隼人中学校,舞鶴中学校の生徒たちが,埋蔵文化財センターと上野原縄文の森で職場体験を行いました。
生徒たちは,当センターの役割の説明を受け,センター内を見学し,整理作業の様子や出土した土器などを紹介されました。
業務体験では,整理の基礎作業である土器洗い,拓本や資料整理を体験して,生徒たちはどの業務にも一生懸命取り組んでいました。
今回の職場体験を通じて,生徒たちは働くことの意義,楽しさや大変さを学び,将来の進路や目標が明確になったようです。生徒たちの今後の成長に期待しています。
鹿児島空港パネル展示
6月4日,鹿児島空港3階のギャラリーフレンドリーに,鹿児島県立埋蔵文化財センターと上野原縄文の森の紹介パネルを展示しました。
空の玄関口空港にかけて,遺跡上空からの写真をたくさん使用しました。
上野原遺跡は着陸直前に右手側に見えることが多いですが,ぜひご覧ください。
7月19日まで展示しています。
下城跡(姶良市北山)の発掘調査
発掘調査が始まりました
5月から,「名主原遺跡(鹿屋市吾平町)」と「二子塚B遺跡(大崎町)」の発掘調査が始まりました。
どちらの遺跡も昨年度の調査で,貴重な遺構・遺物が見つかっており,今後の調査報告が期待されています。
まもなく開催! 都城歴史資料館企画展
新任式
令和6年4月1日,新年度がスタートしました。
この日新任式を行い,7人の転入職員を迎え入れました。
総勢27名で業務に取り組んでまいります。