10月23日(金)に,霧島市立牧園小の6年生に,3時間目と4時間目を利用して出前授業を行いました。
3時間目は,埋蔵文化財センターが行っている発掘調査に関する説明を行いました。
鹿児島県内の遺跡の調査では,火山灰層が重要であることを,理科の学習と関連付けながら紹介しました。
次に,社会科の歴史でも学習する西南戦争の概略を説明し,校区内に当時の遺跡が多く残っており,その一つを発掘調査することを紹介しました。子どもたちは,自分たちの住んでいる地域で大規模な戦闘が行われたことに驚いていました。
4時間目は,縄文時代の本物の土器や石器に触れたり,火おこしを体験したりする活動を行いました。土器や石器を間近で観察し,そのつくりの細かさに感心していました。また,火おこし体験では,友達と競争したり協力したりしながら活動を楽しんでいました。
6年生の子どもたちにとって,地域の歴史を身近に感じるよい機会となった様子でした。