10月21日,上野原縄文の森考古学講座第4回「黒酢だけじゃない!?福山まち歩き」を,まち歩きで知られるNPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会 代表理事 東川 隆太郎氏を講師に迎え,霧島市福山町で開催しました。
現在は黒酢の町として知られる福山町ですが,戦国時代には戦いの為に城が作られたり,江戸時代には薩摩と日向(現在の宮崎県)を結ぶ物流の重要地点として栄えるなど,歴史ある場所でもあります。
集まった参加者たちは旧福山中学校である鹿児島県立埋蔵文化財センターの福山第二整理作業室を出発し,夫婦イチョウで知られる宮浦宮や武家屋敷跡など,町に点在する史跡を中心に巡りました。
当日は天気にも恵まれ,青い空に桜島と錦江湾を望む風光明媚な福山町の景色と,講師のユーモアたっぷりの語りに,参加者の皆さんも笑顔で耳を傾けていました。また,地元・福山町の参加者からは「住んでいるのに初めて知る事も多かった」と感激の声も聞かれました。