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南大隅町立佐多小学校での出前授業

 6月24日,南大隅町立佐多小学校で,ワクワク考古楽(授業支援)を実施しました。

 授業では,まず,埋蔵文化財センターの仕事の紹介を行いました。次に,縄文時代の衣・食・住について,県内の発掘調査で明らかになったことをもとに説明しました。
 また,町内にある大泊貝塚について紹介し,身近な地域にも遺跡があること,出土した土器の形や模様から,約3,500年前に他の地域との交流の可能性があったことを知り,子どもたちは驚いていました。
 そのあとも,大泊貝塚から出土した土器にふれたり,アカホヤ火山灰を顕微鏡で観察したりするなど,実物をもとに学習を進めました。地域の歴史を体感でき,興味・関心も高まったようでした。

※ 子どもたちの感想から

  •  大泊に貝塚があることを初めて知って,そこから土器が見つかったことがすごいなと思いました。
  •  縄文時代の物や火山灰などを見たりさわったりして,「昔はこんなものを使っていたんだな」と思いました。一番すごいなと思ったのは,アカホヤ火山灰が1メートルくらい積もったということです。
  •  縄文時代の土器をさわることができて,よかったです。土器のもようがとてもすごかったです。
  •  今回の授業で,歴史に関することに興味をもちました。

 今回のように,授業支援の内容は,学校の要望に応じて地域の遺跡の紹介などを行うことも可能です。
授業支援を希望される学校は,埋蔵文化財センターまでご連絡ください。
詳しくは,こちらの「学校向け(授業支援・貸出事業)」のページをご覧ください。

発掘調査で分かった昔の人々のくらしを説明しました

ワークシートに自分の考えを記入しながら学習を進めました

本物の土器や石器を手にして,その用途を考えました