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志布志市立尾野見小学校での出前授業

 11月17日,志布志市立尾野見小学校6年生に,ワクワク考古楽を実施しました。

 始めに,県立埋蔵文化財センターの仕事と役割を説明しました。そして,その発掘調査の成果が,明治日本の産業革命遺産の世界文化遺産登録や,鹿児島(鶴丸)城の御楼門,上野原遺跡などの施設の復元に生かされていることを紹介しました

 6年生は,社会科で明治維新前後の時代を学習中でしたので,西南戦争と関連する史跡で,近隣にある岩川官軍墓地(曽於市大隅町)の発掘調査成果を紹介しました。また,伊佐市大口の高熊山で出土した銃弾も紹介しました。実際に手に持ってみると,小さいわりにかなりの重さがあることに歴史を感じているようでした。

 他にも,縄文時代の遺跡の発掘調査成果を紹介しましたが,本物の土器や石器に触れ,古代の人々の生活を想像しているようでした。特に,1年を1ミリの長さで表した年表巻物を作製し提示しましたが,教科書に載る歴史が17mで,そのうち縄文時代の長さが14mにもなることに驚いていました。

 子どもたちが積極的に発表してくれて,とても授業の行いやすい雰囲気でした。

埋蔵文化財センターの仕事を紹介

縄文時代の人々の生活を説明

教科書で習う歴史を1年1ミリに変換すると・・・

本物の土器を手に取って重さや手触りを実感

宗岡校長先生(埋文センターOB)と一緒に
指導案(クリックするとPDFをダウンロードできます)