令和4年1月27日,霧島市立国分小学校の6年生でワクワク考古楽を実施しました。「国分小学校近くの歴史を知ろう」というめあてで授業を行いました。
始めに,今年度のテーマである廃仏毀釈についてクイズ形式で理解を深め,先日行った指宿市の光台寺跡の発掘調査成果について紹介しました。
次に,国分小学校近くの本御内遺跡や大隅国分寺跡の発掘調査の成果を紹介していきました。
子どもたちは舞鶴城が国分小学校の敷地にあったことをよく知っていましたが,実際に本御内遺跡で出土した土器・石器を紹介したり,大隅国分寺跡で出土したものと同じ紋様の瓦などが見つかったことを説明すると,この地域で縄文時代から現代まで人々の生活がずっと続いていると感じることができたようでした。
また,自分たちの身近なところで,社会科の教科書に載っている昔の道具などが出土していることに驚いていました。