令和5年1月25日(水),霧島市立国分小学校の6年生にワクワク考古楽授業支援(出前授業)を実施しました。昨年度から実施している「廃寺は語る! よみがえる鹿児島の仏教文化」事業の紹介を行った後,文献から分かる舞鶴城について紹介しました。国分小学校では,総合的な学習の時間で廃仏毀釈や舞鶴城についても調べ学習を進めていることもあり,子どもたちはメモを取りながら,意欲的に授業に臨んでいました。
次に,大隅国分寺跡と本御内遺跡の発掘調査の成果を紹介しました。あわせて,本御内遺跡で出土した土器や大隅国分寺跡で出土した瓦などに実際に触れる体験を行いました。子どもたちは,実際の遺物を見たり,触ったりすることで,そのつくりの細かさや重さ・手触りに,驚きの声をあげていました。
発掘調査から分かった昔の人々の暮らしの様子や,身近なところで歴史を感じるものが出土していることを学び,地域の歴史に対する興味関心が深まったようでした。