日本では,弥生時代から古墳時代には指輪が使われていますが,平安時代から江戸時代にかけては,指輪をつけるという文化がなかったといわれ,指輪が遺跡でみつかることは,ほとんどないようです。
しかしながら,芝原遺跡からは,中世のものと考えられる外国産の指輪が発見されています。ほかには博多遺跡群(福岡市)での発見例がありますが,類例は極めて少ないです。