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昭和初期のガラス製薬瓶(本御内(もとおさと)遺跡:霧島市)

本御内遺跡を調査中に,国分高校の前身である国分高等女学校(1923~1948)のゴミ捨て穴から,高さ約14cm,底の直径約5cmのガラス製の薬瓶が見つかりました。

薬瓶の表面には『鵜木醫(医)院』と表記されています。こちらの病院は,今も国分高校近くに所在します。

薬容器や現在まで続く病院の歴史を理解することができ,生徒を看病した様子なども想像できる資料です。

『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(199)「本御内遺跡」
https://www.jomon-no-mori.jp/wp-content/uploads/2019/05/H46001-2-0199.pdf