令和6年7月5日,鹿屋市立細山田中学校で「ワクワク考古楽」(出前授業)を実施しました。
今回は1年生が,「地域の歴史や遺跡,文化財について知ろう」という学習目標で授業を行いました。
上野原遺跡や身近な地域にある遺跡として立小野堀遺跡,牧山遺跡,川久保遺跡等を紹介しました。また子どもたちは,縄文土器や弥生土器,石器や黒曜石など実際に手に取って観察し,土器の文様や石鏃の細かさに興味を示していました。
続いて,土器作りに挑戦しました。粘土を丁寧に積み上げ,貝殻や竹ぐしで文様を付け,それぞれが個性のある土器を完成させていました。昔の人々の苦労や工夫を実感したようでした。
生徒たちは,今回の学習で細山田にも多くの遺跡があることを知るとともに,郷土が昔から住みよいところであり,自分たちの生活環境をこれからも守っていくことの大切さを学んだようでした。