令和6年10月2日(水)~3日(木)に,西之表市立古田小学校の1~6年生,西之表市立現和小の3~6年生,西之表市立上西小の3~6年生を対象に「ワクワク考古楽出前授業」を実施しました。
今回は,埋蔵文化財センターの仕事内容や上野原遺跡,学校の周辺や西之表市内の主な遺跡について学習しました。児童たちは,自分の住む地域や通っている学校の近くにも遺跡があることを知り,とても驚いていました。自分の家の庭を掘ってみたいと話している児童や,もし土器を見つけたらどうしたらいいかを尋ねる児童もいました。
また,実際に遺跡から出土した土器や石器に触れながら,土器の文様をヒントに土器を古いと思われる順に並べてみたり,それぞれの石器の使い方などについて予想したりしていました。土器や石器に触れる際,目を輝かせながら,楽しく話し合う様子が印象的でした。
今回の授業を通して,自分たちの住む地域では古くから人々が生活を営んでいたことを知り,ふるさとを大切に思う心を育むきっかけになったらと思います。
子どもたちの感想
- 土器の形やもようが印象に残りました。何千年前の土器なんて,形も残っていないと思っていました。この授業で歴史に興味をもつことができました。
- 授業で縄文時代が一番長く続いていたことを知りました。教科書では数ページしか載っていなかったので,本当にビックリしました。
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古田小学校での授業の様子 |
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現和小学校での授業の様子 |
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上西小学校での授業の様子 |