令和6年11月27日(水),鹿児島県立鹿児島南特別支援学校の中学部で,「ワクワク考古楽」(出前授業)を実施しました。
今回は,旧石器時代から近世までの時代の大まかな流れと特徴,道具(土器や石器など)について学習しました。
まず,これまでの学習を思い出しながら,どんな時代があったかやそれぞれの時代の特徴などを確認しました。
次に,実際に遺跡から出土した土器や石器などに触れながら,道具の使い方や変化等について学習しました。土器は時代によって形状や文様が異なることや,縄文時代には弓矢が使われ始めること,道具が時代によって変化していくことや,つるつるしている磨石やするどく尖っている石鏃など,それぞれの道具の特徴を学ぶことができました。
今回の授業を通して,歴史の学習に興味をもち,今後の学習に意欲的に取り組んでいくためのきっかけになったらと思います。
また,今回は,縄文の森の「お出かけ体験隊」と合同での実施で,「勾玉づくり」に挑戦しました。細部までこだわり丁寧に仕上げ,個性あふれるきれいな勾玉ができました。