令和6年12月5・6日,ワクワク考古楽出前授業を,徳之島の伊仙町立面縄中学校,喜念小学校,面縄小学校で実施しました。
面縄中学校はトマチン遺跡,喜念小は喜念貝塚にそれぞれ隣接しており,面縄小学校は史跡面縄貝塚内に立地しています。
面縄中,面縄小では,南島沖縄諸島の歴史について,教科書で取り扱う日本史年表を押さえながら,貝塚時代,グスク時代,琉球王国時代,薩摩藩統治時代を学びました。
喜念小では1~6年生までの全学年を対象に,埋文センターの仕事を紹介し,日本史年表と貝塚時代について学びました。
また,学校周辺の遺跡として,面縄貝塚や喜念貝塚,カンナテ遺跡,カムィヤキ陶器窯跡群を紹介したり,実際に出土した遺物として,トマチン遺跡,前当り遺跡の土器や石器,貝製品を紹介しました。
面縄中や喜念小では火起こし体験も行いました。楽しみながらも,昔の人びとが火を起こすことの大変さを実感できたようです。
児童・生徒をはじめ,先生方や参加された保護者の方々は,身近なところにたくさんの遺跡があること,徳之島には非常に古い時代から人が住んでいたことに,驚かれていました。
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