鹿児島県上野原縄文の森 (公財) 鹿児島県文化振興財団上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター (公財) 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
MENU

鹿児島県立埋蔵文化財センター

鹿児島県上野原縄文の森 HOME 公財 鹿児島県文化振興財団鹿児島県上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター 公財 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター

ワクワク考古楽出前講座IN下原遺跡(志布志市)

令和7年12月6日,志布志市の下原遺跡でワクワク考古楽出前講座を行いました。下原遺跡は,(公財)鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センターが,東九州自動車道建設に伴い発掘調査を実施している遺跡です。

今回の講座は,下原遺跡の現地説明会と同時開催で行い,小学校低学年から大人までの18人に参加していただきました。

講座では,まず,なぜ発掘調査が必要なのか,発掘調査から報告書作成までの流れについて説明を行いました。次に,人類誕生から現代までの年数を1年1mmで表した年表を各時代の長さを提示し,縄文時代が1万年も続いた非常に長い時代であったことを実感していただきました。

そして,下原遺跡で見つかった遺構や遺物について説明し,講座後に行われる現地説明会へつなげました。

その後,東九州自動車道に伴い発掘調査を実施した志布志市の安楽小牧B遺跡や木森遺跡,春日堀遺跡について,縄文時代の成果を中心に紹介し,調理施設と考えられる集石や連穴土坑のほか,落とし穴や,住居など多くの遺構が見つかっており,当時の人々の生活について考える機会になりました。このように志布志市内には多くの遺跡があり,縄文時代から連綿と人々が生活してきた歴史ある地域であるということも実感していただきました。

最後に,縄文時代の遺物を実際に触ってもらい,クイズを交えながら土器の文様についての観察を行ったり,石器の使用方法について考えてもらったりしました。参加者の方々は,普段,なかなか手に取ることのない土器や石器に触れ,当時の人々の生活について考える楽しい時間になったようです。

発掘調査の方法を説明

縄文時代の遺構を紹介
遺跡で見つかった土器を観察

石器の種類と形の違いを説明

発掘体験の様子