令和7年6月10日,鹿児島市立南方小学校の5・6年生にワクワク考古楽出前授業を実施しました。
最初に,縄文時代がどのような時代で,どんな生活をしていたのか想像してもらいました。縄文時代には,土器や石器を作り道具が発達したことを知ってもらうため,実物の矢じりや石皿・すり石,石斧等を手に取り,クイズ形式でグループで考えてもらいました。児童は道具を工夫してつくり,縄文人が知恵を使ってたくましく生きていたことを実感したようでした。また,縄文土器を実際に手に取り,貝殻で文様をつけていたことに興味を示していました。
2時間目は火起こし体験をしました。前日からの大雨で湿度が高く,火がつくか心配されましたが,児童たちは一生懸命道具を使って火起こしにチャレンジ。最初はなかなかつかず,火をおこすことの難しさを体感した様子でしたが,コツを掴みはじめると次々と火がつきはじめ,歓声があがりました。実物を見て触って,縄文人の暮らしの大変さを実感した時間になりました。
【子どもたちの感想】
- 土器は縄でもようを作ったり,刃物は黒曜石で作っていたりして,すごいなあと思いました。
- 博物館などで縄文土器を見ることはありましたが,手で触ったのは初めてで,とてもうれしかったです。
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