令和7年6月19日に,出水市立米ノ津東小学校の6年生にワクワク考古楽出前授業を実施しました。
最初に,県立埋蔵文化財センターの発掘調査について紹介し,次に縄文時代が続いた年数の長さや,縄文時代の暮らしの様子を説明しました。そして,学校近くの六反ヶ丸遺跡や出水貝塚などの遺跡を紹介しました。子どもたちは,身近な場所に遺跡があり,そこから弓や人骨が発掘されたことに驚いていました。
その後,遺跡から出土した縄文土器や弥生土器,石器や黒曜石など実際に触ってもらいました。子どもたちは,土器に貝で文様をつけたり,実際の道具を手に取って観察したりして,長い年月を経て人々が工夫して生活してきたことを学びました。
また今回は,火起こしにもチャレンジしましたが,なかなか火がつかず,当時の人々の苦労を実感したようでした。
今回の授業を通して,自分たちの郷土の歴史を知り,歴史や文化財を大切にすることを学んだ時間となりました。
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