鹿児島県立 埋蔵文化財センター
当センターは,鹿児島県内全域を対象として発掘調査を行い,その成果を「発掘調査報告書」にまとめるとともに,埋蔵文化財の保存や活用を図るためにさまざまな仕事を進めています。
埋蔵文化財センターFacebookを開設しました。
https://www.facebook.com/kagoshima.maibun/
お知らせ
2025.01.24推しの逸品
「蛇の目釉剥ぎ」(原村遺跡:曽於市)NO
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2025.01.23お知らせ
令和7年度補助事務員(整理作業員)募集について2025.01.16推しの逸品
「蛇紋岩製石斧」(中津野遺跡:南さつま市)2025.01.15推しの逸品
「蛇行剣」(南摺ヶ浜遺跡:指宿市)-
- ■鹿児島県立埋蔵文化財センターの業務■
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- ○埋蔵文化財の調査・研究(発掘調査・整理・報告書作成)
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- ○埋蔵文化財の資料収集,保存及び活用
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- ○埋蔵文化財の調査に関する指導,研修及び埋蔵文化財に関する知識の普及
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- ○埋蔵文化財に関する情報の発信
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- ■まいぶんキット貸出事業■
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- 縄文土器ややじりなど,教科書の中でしか見る機会がなかった子どもたちに,本物にふれる機会を提供したい。
埋蔵文化財センターでは,普段の授業や郷土教育への取組を支援するため,教室の中で本物の土器や石器などにふれることができる,実物資料の貸出事業を実施します。
学びの場をより豊かにする一助としてご活用ください。
- 縄文土器ややじりなど,教科書の中でしか見る機会がなかった子どもたちに,本物にふれる機会を提供したい。
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- ■見学のご案内■
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- 出土品の整理作業の様子などが見学できますので,お越しの際はセンター1階の受付まで声をおかけください。
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- 休所日及び見学時間は,次のとおりです。
○休所日:
1 日曜日及び土曜日
2 国民の祝日に関する法律に規定する休日
3 12月29日から翌年の1月3日までの日
○見学時間:午前9時から午後5時まで
- 休所日及び見学時間は,次のとおりです。
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- エントランスホール
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- 1階の玄関を通って建物内に入ると,エントランスホールがあります。
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- 水洗・乾燥室,出土品整理室,実測製図室
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- 遺跡で出土した遺物は,水洗い後,注記・接合・復元・実測・トレース・レイアウトなどの作業を経て一冊の報告書にまとめ上げられます。ここではその報告書作成のための整理作業を行っています。
なお,土・日・祝祭日は休所日です。予めご了承ください。
- 遺跡で出土した遺物は,水洗い後,注記・接合・復元・実測・トレース・レイアウトなどの作業を経て一冊の報告書にまとめ上げられます。ここではその報告書作成のための整理作業を行っています。
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- 調査課
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- 調査課では,鹿児島県内全域での発掘調査や発掘調査報告書作成に関する仕事をしています。
- 調査課では,鹿児島県内全域での発掘調査や発掘調査報告書作成に関する仕事をしています。
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- 精密分析室
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- ここでは,理化学的な機械を使って出土した遺物などをさまざまな方法で分析しています。
- ここでは,理化学的な機械を使って出土した遺物などをさまざまな方法で分析しています。
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- 鉄器処理室
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- 遺跡の調査をしていると土器や石器の他に,鉄や銅でできた遺物や昔のお金が出土することがあります。鉄器処理室ではこれらに含まれる塩分や水分を除去して保存する作業を行っています。
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- 木器処理室
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- 鹿児島県でも杭(くい)や木簡(もっかん)など多くの木器が出土しています。木器処理室ではこれらの木器が乾燥したり変形したりして壊れてしまうのを防ぐために,薬品を使って処理しています。木製品に薬品をしみこませる作業は数か月から1年もの時間がかかります。
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- 写場
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- ここでは,「発掘調査報告書」に掲載する土器や石器などの写真撮影を行います。
整備された機材を使い,それぞれの土器や石器の特徴が十分にわかるように,カメラや遺物の位置・光の加減などを調整しながら慎重に撮影を進めます。
- ここでは,「発掘調査報告書」に掲載する土器や石器などの写真撮影を行います。
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- 研修室兼会議室
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- 研修室兼会議室には,各種研修会や講座を開催するために,大画面スクリーンを備えた映像システムを設置しています。
ビデオやスライドなどのデータやパソコン・インターネットなどのデジタルデータを利用した研修が可能です。
- 研修室兼会議室には,各種研修会や講座を開催するために,大画面スクリーンを備えた映像システムを設置しています。
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- 一般収蔵庫
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- 一般収蔵庫には発掘調査によって各地から出土した約40,000箱分の土器や石器などが保管されています。保管された土器や石器は「上野原縄文の森展示館」へ展示されたり,「発掘調査報告書」作成や各種展示会・講演会などに利用されます。
埋蔵文化財センターにはこの他に,温度や湿度を一定に保つようにした「特別収蔵庫」も整備されています。
- 一般収蔵庫には発掘調査によって各地から出土した約40,000箱分の土器や石器などが保管されています。保管された土器や石器は「上野原縄文の森展示館」へ展示されたり,「発掘調査報告書」作成や各種展示会・講演会などに利用されます。
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- 南の縄文調査室
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- 南の縄文調査室では,「調査研究」「情報発信」「保存処理」「縄文の森」に関する4つの分野の仕事をしています。上野原遺跡に代表される南九州の縄文文化についての調査・研究をはじめ,収蔵資料管理業務,図書並びに資料等の貸出業務,ホームページをはじめとする情報発信業務,遺構や遺物の保存分析業務,上野原縄文の森企画展や埋蔵文化財センターの館内展示などの企画運営業務などを行っています
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- 情報処理室
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- 情報処理室では,埋蔵文化財情報のデジタル化を進めています。当センターの所蔵する遺跡・遺構・遺物に関する情報をインターネットを通じて検索できるシステムを構築しています。
また,ホームページ等を利用して学校教育や生涯学習などの多様な場面で利用していただくための情報を随時作成しています。
- 情報処理室では,埋蔵文化財情報のデジタル化を進めています。当センターの所蔵する遺跡・遺構・遺物に関する情報をインターネットを通じて検索できるシステムを構築しています。
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- 図書室
- 県内外の報告書や文献を収集し保管しています。11列ある本棚には現在約4万冊の本が収められています。また,パソコンを使って報告書などの検索ができるように整備しています。
一般の方も自由に来室し閲覧できますので,ぜひ,お越し下さい。