鹿児島城跡の発掘調査が7月から始まりました。
前年度までの調査と同じように,トレンチ(確認箇所)を設定して掘り下げ,遺構がどの程度どれくらいの深さで残っているかを調査して記録します。今年度は,黎明館城山側や黎明館と国道10号との間を調査する予定です。
現在,鹿児島城跡の正面では御楼門建設が進んでおり,7月29日(月)には上棟式が行われました。復元に当たっては,御楼門の基礎部分や屋根を飾る鬼瓦など,これまでの発掘調査の成果も取り入れられています。
これからの発掘作業は暑さ対策も大切になってきます。体調管理に十分気をつけながら調査を進めていきます。