鹿児島県上野原縄文の森 (公財) 鹿児島県文化振興財団上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター (公財) 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
MENU

鹿児島県上野原縄文の森

鹿児島県上野原縄文の森 HOME 公財 鹿児島県文化振興財団鹿児島県上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター 公財 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター

縄文の森から 平成27年5月

平成27年5月27日(水)

常設展示室の河口コレクションコーナーをリニューアルしました。

河口コレクションのうち
「山ノ口遺跡」
肝属郡錦江(きもつきぐんきんこう)町)の出土資料

常設展示室で,長年,鹿児島県の考古学界をリードしてきた考古学者,河口貞徳(かわぐちさだのり)氏(1909~2011)が調査した遺跡の考古資料等を紹介しています。
 今回紹介するのは,肝属郡錦江町にある山ノ口遺跡の出土品です。
 山ノ口遺跡は昭和30年代に砂鉄採集のため発見された遺跡で,軽石を円形に並べた遺構が10か所ほど発見されました。また,出土した土器は完形品が多く,多彩な軽石の加工品なども出土しました。
 土器は弥生時代中期後半(約2,100年前)の時期のもので,河口氏によって「山ノ口式土器」として型式(けいしき)設定されました。 
 本年4月,これら完形品の土器や,軽石製の人形(岩偶(がんぐう))・家形の加工品,()製石鏃(せいせきぞく)など計146点が貴重な考古資料として県の有形文化財に指定されました。

展示の様子


平成27年5月20日(水)

発見!国内最南端出土!

最古型青銅製鈴(さいこがたせいどうせいすず)
立小野堀遺跡(鹿屋市串良町細山田)

展示風景1
 日本最古型を含め,立小野堀遺跡で出土し た10点の青銅製鈴を展示しています。

展示風景2
タッチパネルを使って実際に鈴の音色を聞くことができます。

場     所:縄文の森(展示館利用料金が必要となります)
期     間:平成27年5月16日(土)~平成27年5月31日(日)
        ※ 終了しました
展示館利用料金:大   人 310円
        高・大学生 240円
        小・中学生 150円


平成27年5月11日(月)

※ 終了しました

  ミニ企画展「地層が語る鹿児島の歴史
~見る・聞く・触る ジオの日~」

 日本ジオパーク認定の霧島連山を遠くにながめる上野原。地質の日に合わせ,鹿児島の歴史を地層剥ぎ取り資料や写真パネル等で紹介します。

【場所】展示館ホール

*観覧無料

永磯遺跡の落とし穴状遺構