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縄文の森から 平成28年1月

平成28年1月26日(火)

常設展示室の河口コレクションコーナーをリニューアルしました。

大原(おおはら)遺跡」(鹿児島市本名町),「春日町(かすがちょう)遺跡」(同市春日町)の出土資料

常設展示室で,長年,鹿児島県の考古学界をリードしてきた考古学者,河口貞徳(かわぐちさだのり)氏(1909~2011)が調査した遺跡の考古資料等を紹介しています。
 今回紹介するのは,大原遺跡と春日町遺跡の出土資料です。
 大原遺跡は,昭和27(1952)年,吉田南中学校校庭の整地作業中に同校の生徒が土器を発見し,遺跡であることが分かりました。遺跡からは縄文時代早期の中でも古い時期に属する吉田式土器が初めて発見されました。
 春日町遺跡からは縄文時代中期の春日式土器が初めて発見されました。土器のほかに,石器や舟形の軽石製品も出土しました。この時期には丸木舟を作り航海していたと思われます。

展示の様子