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縄文の森から 平成28年5月

平成28年5月24日(火)

常設展示室の河口コレクションコーナーをリニューアルしました。

出水貝塚(いずみかいづか)」(出水市),「市来貝塚(いちきかいづか)」(いちき串木野市)の出土資料

常設展示室で,長年,鹿児島県の考古学界をリードしてきた考古学者,河口貞徳(かわぐちさだのり)氏(1909~2011)が調査した遺跡の考古資料等を紹介しています。
 今回紹介するのは,出水貝塚と市来貝塚の出土資料です。
 出水貝塚は縄文時代中期後葉~後期前葉(約4,500~4,000年前)の貝塚です。調査の結果,埋葬(まいそう)人骨6体のほか,押型文(おしがたもん)土器・出水式土器などの多くの土器や,貝・(きば)製の垂飾(すいしょく)品,貝輪などの装飾(そうしょく)品も出土しました。
 市来貝塚は縄文時代後期(約3,500年前)の貝塚です。調査は10日間行われ,人骨3体のほか,市来式土器をはじめ多くの土器や石器が出土しました。人骨の復元を長崎大学で行ったところ,身長約163.5㎝で,面長な顔立ちであることがわかりました。


展示の様子


平成28年5月9日(月)

平成28年度考古学講座第1回 ※終了しました

名将・名藩主を世に出した
島津の強さに迫る

戦国時代から江戸時代にかけて名将・名藩主を世に出した島津家の強さをユーモアたっぷりに解説します。

日 時:5月21日(土)
    13:30~15:00
講 師:落語家 桂 竹丸氏
     (公益社団法人落語芸術協会理事)
定 員:80人程度
場 所:展示館多目的ルーム
資料代:100円