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縄文の森から 平成28年9月

平成28年9月27日(火)

常設展示室の河口コレクションコーナーをリニューアルしました。

千束(せんぞく)遺跡」(南大隅町),「(いり)()遺跡」(日置市)の出土資料

常設展示室で,長年,鹿児島県の考古学界をリードしてきた考古学者,河口貞徳(かわぐちさだのり)氏(1909~2011)が調査した遺跡の考古資料等を紹介しています。
 今回紹介するのは,千束遺跡と入来遺跡の出土資料です。
 千束遺跡は古墳時代(約1,500年前)の遺跡です。昭和47年の調査では竪穴住居跡が2軒発見されました。1号住居跡からは完全な形をした甕形(かめがた)土器,軽石の加工品などが,2号住居跡からは土器片,鉄製品,木の実,(じゅう)(こつ)などが出土しました。
 入来遺跡は弥生時代と古墳時代の遺跡です。調査の結果,弥生時代前期後半(約2,300年前)のU字(こう),弥生時代中期前半(約2,200年前)のV字溝や貯蔵穴(ちょぞうけつ),古墳時代の竪穴住居跡群などが発見されました。


平成28年9月13日(火)

平成28年度考古学講座第3回 

「関白秀吉の薩摩侵攻の足跡」

豊臣秀吉が行った薩摩侵攻を県内に残る遺跡をもとに解説します。

日 時:9月24日(土)  13:30~15:00 ※終了しました
講 師:南九州城郭談話会 副会長 新東 晃一 氏 
定 員:80人程度
場 所:展示館多目的ルーム
資料代:100円