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縄文の森から 平成30年1月

平成30年1月29日(月)

常設展示室の河口コレクションコーナーをリニューアルしました

「標式遺跡シリーズ」
(高橋貝塚,入来遺跡,山ノ口遺跡)

常設展示室で,長年,鹿児島県の考古学界をリードしてきた考古学者 故 河口(かわぐち)貞徳(さだのり)氏 (1909~2011)が調査した遺跡の考古資料等を紹介しています。
 今回紹介するのは,「標式遺跡シリーズ」と題して,弥生時代前期から弥生時代中期後半にかけて該当する3つの標式遺跡と型式土器を紹介しています。
 同一地域の同時期には,同じ形や文様をもつ土器が作られることから,はじめて確認された遺跡名をとって「○○式土器」と呼ばれています。このような基準となる土器型式の設定を行った遺跡を標式遺跡と呼んでいます。
 河口氏は発掘調査した遺跡の中から新たな土器型式を見出し,精力的に研究を積み重ね,時期や文化的な位置づけを行いました。
 今回の展示では,高橋貝塚(南さつま市)をはじめ,入来(いりき)遺跡(日置(ひおき)市),山ノ口遺跡(錦江(きんこう)町)を紹介します。

展示期間:平成30年1月20日()~平成30年5月18日(金)まで


高橋式土器(高橋貝塚)

入来式土器(入来遺跡>)

山ノ口式土器(山ノ口遺跡)

展示の様子

>平成30年1月25日(木)