土器の補修孔や石器の転用品などは,縄文人がモノを大切に扱い再利用してきた証であり,現代のリサイクルにも通じる文化と言えます。限られた資源や貴重な素材から生み出されたモノは,壊れてしまっても新たな道具として加工・再利用されることがあり,そこには先人たちのモノに対する知恵や愛着が込められています。
今回の展示では,縄文時代の遺跡を中心に,遺物に見られる補修や再利用の痕跡と当時の人々の工夫や“もったいない”と思う心などを紹介し,持続可能な社会を目指すヒントが得られるような展示とします。
期 間:4/26(土)~7/6(日)
場 所:上野原縄文の森展示館 企画展示室
入館料:大人 320円 高大生 210円 小学生 150円
※県内にお住まいの70歳以上の方は,入場無料です。(年齢が確認できる書類をお持ちください。)
※県内にお住まいの小・中・高校生は,土・日・祝日に限り入場無料です。(年齢が確認できる書類をお持ちください)
企画展講演会
日 時:6/7(土)
場 所:上野原縄文の森展示館 多目的ルーム 企画展示室
定 員:50人程度(要事前予約)
資料代:100円
※講演終了後,希望者を対象に講師によるギャラリートークもあります。