8月25日(日),吹上中央公民館で「黒川洞穴里帰り展講演会」を開催しました。この講演会では,鹿児島県の考古学界をリードしてきた考古学者,河口貞徳氏(1909~2010)の功績を紹介し,同氏が行った地元の黒川洞穴の発掘調査成果や,吹上の遺跡についての説明等を行いました。
当日は150人の参加者があり,発表者の話を興味深そうに聞かれていました。
また,講演会後は,隣接する吹上歴史民俗資料館において,黒川洞穴から出土した遺構・遺物についてミュージアムトークを実施したところ,参加者から多くの質問が出るなど,大変盛り上がりました。
【参加者の感想から】
- 吹上にはたくさんの遺跡があるということを教えていただき,地元のことを知るよい機会となった。
- 黒川洞穴からこんなにもたくさんのものが出ていることを初めて知った。
- 黒川洞穴を地元の誇りだと思えた。再訪したいと思いました。
- このような講演会をまた開催してほしい。