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~奄美大島・徳之島の調査~ 令和3年度第2回河口コレクション

 今回の展示では,奄美大島と徳之島の遺跡について紹介します。

 奄美諸島における河口氏の遺跡調査は,1954(昭和29)年の奄美大島学術調査団として行った奄美市宇宿貝塚の発掘調査から始まり,1984(昭和59)年の沖永良部島に所在する中甫洞穴の発掘調査まで続けられました。その間,奄美諸島の土器編年を中心に研究を進め,多くの論文を発表しています。

 これらの調査により,鹿児島県本土から約400㎞離れた奄美大島や徳之島の先史文化が明らかになりました。また,さらに約200㎞先に位置する沖縄における遺跡の解明にも大きく寄与しました。

 その調査成果と出土品を,上野原縄文の森でご覧ください。

【展示期間】
 令和3年9月18日(土)~令和4年1月14日(金)

【今回紹介する遺跡】
 宇宿貝塚(奄美市笠利町宇宿)
 朝仁貝塚(奄美市名瀬大字朝仁)
 嘉徳遺跡(瀬戸内町嘉徳)
 喜念貝塚(伊仙町面縄)
 面縄貝塚(伊仙町面縄)