敷根火薬製造所は,文久3(1863)年に薩摩藩火薬製造の本局である滝ノ上火薬製造所(鹿児島市)の分局として建設された火薬製造所です。
文献史料上では日本で初めて認定された,洋式水車(縦軸水車)で,水車動力を用いて火薬が製造されていました。
当時の導水路は,現在も水田の用水路として活用されています。
『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(194)「敷根火薬製造所跡 根占原台場跡 久慈白糖工場跡」
https://www.jomon-no-mori.jp/old/pdf_data/H46001-2-0194.pdf
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