縄文時代のドーナツ!?環状石斧(かんじょうせきふ)(宮ヶ原遺跡:曽於市大隅町)
中組遺跡(天城町)の発掘調査
西南戦争はここから始まった? (滝ノ上火薬製造所跡:鹿児島市)
薩摩藩は,火薬製造の本局として文政年間(1818~1830)に滝ノ上火薬製造所を設立しました。稲荷川の水流を利用した直径四mほどの水車を使って火薬を製造していました。
その存在を危険視した明治政府は,明治10(1877)年1月に機械や弾薬などを密かに運び出そうとしました。機械や弾薬類が自分たちのものという考えが強かった鹿児島の士族たちは激怒し,草牟田の政府の火薬庫を襲撃しました。その後,西南戦争に突き進んでいきます。
このような経緯から,滝ノ上火薬製造所は,国内最後で最大の内戦である西南戦争の勃発の契機となった場所ともいえるかもしれません。
調査報告書は,以下のリンクからダウンロードできます。
『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(210)「滝ノ上火薬製造所跡・高熊山激戦地跡・チシャケ迫堡塁跡群・岩川官軍墓地」
高価な落とし物「二分金」(船迫遺跡:志布志市)
篤姫も見た,能の舞 (鹿児島城跡:鹿児島市)
国内で一番古い落とし穴
弥生時代の船(中津野遺跡:南さつま市)
収蔵庫増設
土器に刻まれた弥生時代の龍

弥生時代の土器に刻まれている想像上の生き物・龍(一部欠損)。
龍は水神とも考えられています。大陸から稲作とともに伝わったのでしょうか。辰年にふさわしい土器です。
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