文化財防火デー(避難訓練)
毎年1月26日は,文化財防火デーです。昭和24年1月26日に法隆寺の金堂が炎上し,壁画が焼損したことから,この日が制定されました。国民の文化財愛護に関する意識の高揚を図るため,日本各地で文化財防火運動を展開しています。今年はこの日に近い1月24日(金)に,埋蔵文化財センター・(公財)埋蔵文化財調査センター・上野原縄文の森との合同で,火災による避難訓練を行いました。
今回は,上野原縄文の森展示館から火災が発生したと想定し,消防署への連絡,来客者や職員の避難誘導,初期消火活動などの訓練を行いました。どの訓練も,素早く適切に行うことができました。また,消防署の方から火災時に注意してほしいことの説明も受けました。
今後も防災意識を高めるとともに,文化財愛護意識の高揚や啓発に取り組んでまいります。
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埋蔵文化財専門職員養成講座(上級講座)を開催しました
1月16日(木)と17日(金)に,埋蔵文化財専門職員養成講座(上級講座)を開催しました。
この講座は,主に市町村の埋蔵文化財担当等職員を対象とし,最新の法令・制度について研修を深めたり,業務に関する情報交換を行ったりしています。
今回は,「埋蔵文化財の保護と活用」というテーマで開催し,市町村から約30名の参加者がありました。
1日目は,文化庁文化財第二課埋蔵文化財部門の近江俊秀主任文化財調査官を講師として迎え,「埋蔵文化財保護行政の制度と運用」,「埋蔵文化財発掘調査等に係る補助制度」,「埋蔵文化財保護行政の現状と課題」と題した講義を行っていただきました。
2日日は,埋蔵文化財の活用事例として,県文化財課から「島津家墓所」,東串良町から「唐仁古墳群」,埋蔵文化財センターから「災害復興支援」,鹿児島市地域プロデューサーから「日本遺産認定と今後の活用」の報告がありました。
報告後の質疑応答は,参加者からたくさんの質問や感想,各市町村の取り組み等が出され,活発な議論が交わされました。
今回の研修が,参加者のみなさんにとって,大変有意義で今後の業務に役立つものになったと思います。来年度も参加をお待ちしています。
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鹿屋市立吾平小学校の遺跡見学
12月14日(土)に,吾平小学校の6年生50名が,久保田牧遺跡の見学に訪れました。
児童たちは,発掘調査の担当者から遺跡の説明を聞いたあと,まず,地層の見学を行いました。久保田牧遺跡では,鬼界カルデラ(約7,300年前)や池田カルデラ(約6,400年前)の火山灰層が見つかっています。理科の勉強で学んだ地層の積み重なりを,実際に目にすることができました。
次に,遺構の見学を行いました。古墳時代(約1,500年前)の竪穴住居跡では,その大きさに驚き,担当者の話から当時の人々の生活を思い浮かべることができたようです。
最後に,出土した遺物を間近で見たり,火山灰を顕微鏡で観察したりしました。
児童たちは,自分たちの学校の近くに遺跡があることを知り,地域の歴史により一層興味を持った様子でした。
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獅子島小・中学校での出前授業
11月18日(月)に,長島町立獅子島小学校と獅子島中学校で,出前授業を実施しました。
授業では,まず,埋蔵文化財センターの仕事内容について話をしました。次に,獅子島の鬼塚古墳を紹介しました。鬼塚古墳は,横穴式石室を有する高塚古墳で,7世紀ごろに造られました。その横穴石室の構造を,模型を使って説明しました。児童・生徒たちは,獅子島の文化財を改めて学習することで,郷土の歴史に関心を深めたようでした。
また,火おこし体験も行いました。児童・生徒たちは,初めての火おこし体験を楽しみながら取り組んでいました。
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国分高校生の発掘体験
11月15日(金),国分高校の1年生41名が,同校が取り組んでいるSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の一環として,鹿屋市吾平町の久保田牧遺跡で発掘体験を行いました。
生徒たちは,まず,発掘調査の担当者から遺跡の概要や調査方法について説明を受けました。この遺跡からは,鬼界カルデラ(約7,300年前)や池田カルデラ(約6,400年前)の火山灰層が見つかっていて,発見された竪穴住居跡や土器・石器などの年代を決めるカギとなっていることに感心していました。また,古代や中世の建物跡も,興味深かそうに観察していました。
次に,生徒たちは発掘作業を体験しました。「ねじり鎌」と「手み」を持って,少しずつ地面を掘り下げていきました。土器を見つけたときは,歓声をあげて喜んでいました。
今回の体験が,今後の学習につながることを期待します。
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縄文の森の紅葉
秋が深まり,上野原縄文の森の木々たちも,色鮮やかに紅葉を始めました。
お弁当やお茶を持って,家族や友達と縄文の森へ紅葉狩りに出かけませんか?


笠取戦跡の発掘調査
霧島市牧園町では,近年,地元の方々の調査により,西南戦争時に築かれた堡塁(ほうるい,敵の攻撃を防ぐために,石・土砂などで構築された陣地のこと)跡とされている場所が,数多く見つかっています。
その中の一つ,笠取戦跡(かさとりいくさあと)は,明治10(1877)年7月1日,横川方面が官軍に制圧されてしまったため,薩軍の辺見十郎太率いる雷撃隊などが陣を敷いたとされる場所です。今回の調査個所でも数基の堡塁が見つかっており,それらがどのように築かれたか,笠取戦の陣跡との関連も含め,トレンチ(確認のための溝)を掘って調査しています。
発掘調査は11月末で終了しますが,西南戦争の戦闘状況が明らかになるよう,ていねいに調査を進めていきます。
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久保田牧遺跡の現地説明会を実施しました
11月9日(土),鹿屋市吾平町麓にある,久保田牧遺跡の現地説明会を実施しました。
久保田牧遺跡は,大隅縦貫道の建設工事に伴い,発掘調査を行っている遺跡です。縄文時代中期(約5,000年~5,500年前)の落とし穴と思われる遺構や,古墳時代(約1,500年前)の堅穴住居跡群,古代(約1,000年~1,300年前)の掘立柱建物跡などが見つかっています。また,鬼界カルデラ(約7,300年前)・池田カルデラ(約6,400年前)の噴火活動の痕跡も見つかっています。
現地説明会では,これらの遺構や地層の説明,出土遺物の展示を行いました。
当日は午後からのみの開催でしたが,100名を超える参加者があり,多くの方に地域の歴史を直接感じていただくことができました。
埋蔵文化財センターでは,今後も遺跡の現地説明会を実施する予定です。興味がある方は,ぜひ,ご参加ください。
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国分高校での出前授業
11月8日(金)に,鹿児島県立国分高等学校で,出前授業を行いました。
今回の出前授業は,平成29年度の校舎改築に伴って実施された,「本御内(もとおさと)遺跡」の発掘調査の成果を紹介するものです。国分高校は,文科省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けており,その一環として実施されました。
発掘調査の担当者が,調査で明らかになったことや,地域の歴史について講義を行いました。生徒たちにとって,自分の通っている高校の敷地から発掘された遺物等の説明を受けたことで,遺跡を身近に学ぶよい機会となりました。今後の研究に活かしてもらえればありがたいです。
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