教育情報かごしまに掲載
「教育情報かごしま」Vol.65(2022年1月号)に,「『廃寺は語る!』よみがえる鹿児島の仏教文化事業~光台寺跡発掘調査・ワクワク考古楽授業支援~」を掲載しました。
下記リンクからご覧ください。
立塚遺跡(鹿屋市吾平町)現地説明会開催について
現在,発掘調査中の立塚遺跡で,現地説明会を開催します。
開催日時:令和3年11月6日(土) 午後1時30分~4時 (受付開始 12時30分~)
実施内容:遺跡の概要説明・遺跡や出土品の見学
開催場所:立塚遺跡(鹿屋市吾平町麓)
対 象:鹿屋市にお住まいの方
参加定員:80名程度
申込方法:電話による事前申込をお願いします
0995-48-5815
現地説明会参加にあたっての注意事項(詳細はこちらのチラシをご覧ください。)
① 新型コロナ感染拡大防止のため,マスク着用,来跡時の検温及び体調確認,並びに手指のアルコール消毒にご協力ください。
② 付近は住宅地となっております。また,駐車場入り口までの道幅が狭くなっております。交通安全に十分に注意してください。
③ 来跡時及び帰宅時は図の矢印のとおり一方通行とします。
④ 駐車場内では,安全確保・混雑緩和及び出車をスムーズに行うために駐車位置を誘導員が指示させていただきます。
⑤ 帰宅時の出庫の順番等については誘導員が指示させていただきますので,ご協力ください。また,交通安全の確保及び渋滞緩和のため,左折での出庫をお願いします。
施設内見学の再開について
埋蔵文化財センターの施設内見学を一部再開します。
見学可能な場所は,1階エントランス・2階廊下です。
それ以外の場所や整理作業の様子は見学できません。
なお,屋外無料施設は利用可能です。
鹿児島城跡の発掘調査がKKB鹿児島放送で紹介されます
報道発表に「鹿児島城跡の本丸大奥推定地で江戸時代の生活跡を発見」を追加しました
鶴丸城跡保全整備事業に伴い発掘調査を実施している鹿児島(鶴丸)城跡で,黎明館駐車場の下に江戸時代のものと思われる生活面が残存していることが確認され,1列に並ぶ柱穴の跡などが見つかりましたので発表します。
さらに詳しい内容についてはこちらの「報道発表」のページをご覧ください。
調査目的
黎明館駐車場下にあると推定されている江戸時代の生活面の残存状況の確認。
鹿児島城本丸と二之丸の間にあると古絵図に記載されている堀跡の確認。
調査期間
令和3年5月24日(月)~6月18日(金)
調査成果
調査成果江戸時代の生活面が残っていることを確認し,等間隔(約60㎝)で1列に並んでいる柱穴(直径約30㎝,円形)が8基見つかりました。そのうち,2基は礎石(縦×横×厚:20㎝×20㎝×15㎝)も見つかっています。
出土遺物:土師皿(完形品),中国製磁器,国内製
磁器(薩摩焼,肥前焼)
評価
これまで,黎明館駐車場の下には,江戸時代の鹿児島城本丸大奥の生活面が残っていると推定されていました。今回の発掘調査で当時の生活面が残存していることを確認することができました。
見つかった柱穴跡は,本丸大奥と御茶道通り(おさどうどおり)の境界を区切っていた塀跡である可能性もあり,今後鹿児島城内の土地利用を解明する手がかりとなることが期待されます。
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中津野遺跡(南さつま市金峰町)出土の舷側板
平成20年度に埋蔵文化財センターが国道270号(宮崎バイパス)改築工事に伴い発掘調査を実施した中津野遺跡で出土した木製品が,国内最古級となる弥生時代前期後半(約2,500年前)の準構造船の舷側板(げんそくばん)であることが判明しました。
準構造船:くり船に側板などの木材を組み合わせて,積載量が増えるようにした船
舷側板は,4月27日(火)から上野原縄文の森で展示しています。上野原縄文の森第60回企画展「どうして?!縄文体験~縄文時代の暮らしを学ぼう~」と併せてご覧ください。
舷側板の詳細
1 大きさ
幅約0.3m×長約2.73m×厚5cm
2 特徴
下部に径3㎝程度の規則的に並ぶ円形のほぞ穴がある(12か所)。
上部に6×3㎝程度の長方形のほぞ穴がある(5か所・一部破損)。
上端部に切り込みがある(6か所)。
3 舷側板と判断した理由
部材の加工の特徴や他の出土事例から判断
4 船の全長
約6m(推定)
5 年代
弥生時代前期後半(BC5世紀~BC4世紀)
6 評価
舷側板が出土した中津野遺跡は,東シナ海にそそぐ万之瀬川の支流の境川に面し,下流には弥生時代の貝の交易で有名な高橋貝塚が所在している。中津野遺跡の出土土器からも広域での交易がうかがわれ,当時,高度な造船技術を要する外洋航海が行われていたことを物語る重要な資料である。また,環東シナ海という視点での造船技術や交流を考える上でも貴重である。
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令和3年度発掘調査予定遺跡
令和2年度刊行報告書
令和2年度に,鹿児島県教育委員会・鹿児島県立埋蔵文化財センター・公益財団法人鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センターが刊行した,発掘調査報告書のPDFデータを公開しました。
詳しくは,以下のリンクからご覧ください。
発掘調査報告書一覧
ホームページの公開停止について
下記の期間,メンテナンスのためホームページの閲覧ができなくなります。
ご迷惑をおかけしますが,ご了承ください。
令和3年2月12日(金) 17:00 ~ 2月15日(月) 8:30
令和2年度 補助事務員(整理作業員)募集要項
職務内容 ・出土遺物
(土器,石器等)の整理作業,土器の水洗,接合・復元,実測,トレース,レイアウト,データ処理等の細かい作業,微細な文字,図面等記入
募集人員
51人程度(A班26人,B班25人程度)
募集対象
以下の条件を満たしている方
1 指定された日及び時間に勤務できること
2 協調性があり,埋蔵文化財の整理作業補助の職務に耐えうる者
なお,以下に該当する方は,応募できませんので御了承ください。
(1) 禁錮以上の刑に処せられ,その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
(2) 鹿児島県職員として懲戒免職の処分を受け,当該処分の日から2年を経過しない者
(3) 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し,又はこれに加入した者
勤務時間
1 勤務日数 原則として月15日以内
2 勤務日 月曜日から金曜日までに勤務日を割り振ります。
※ 土曜日,日曜日及び祝日には勤務日を割り振りません。
3 勤務時間 午前9時00分から午後4時30分まで(正午から午後1時まで休憩時間,勤務時間6時 間30分)
※ 所定勤務時間を超える勤務 原則として無
4 休暇 年次有給休暇・特別休暇(有給・無給)
勤務地
鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
鹿児島県立埋蔵文化財センター
任用期間
令和2年9月1日(火)から令和3年2月22日(月)までのうち
A班:令和2年9月1日(火)~令和3年2月22日(月)(この期間で90日程度)
B班:令和2年10月1日(木)~令和3年2月22日(月)(この期間で75日程度)のどちらか
※ 採用後,原則として1か月間は条件付き採用期間となります。
報酬支払日
原則として毎月12日(毎月末日締切翌月支払)の予定
報酬等
1 基本となる報酬 日額:5,900円
2 期末手当 条件を満たした場合にあり
3 通勤にかかる費用弁償 一定の要件を満たす場合に支給されます。
退職金制度
無
加入保険等
雇用保険
災害補償制度の適用あり
住宅
無
募集期間
令和2年7月1日(水)~令和2年7月8日(水)
応募方法
市販の履歴書(写真貼付,学歴及び職歴,志望動機を明記したもの。)と住所及び応募者の宛名を記入し84円切手を貼った返信用封筒を同封し,下記宛先まで持参又は郵送にて提出してください。(応募期間:令和2年7月8日(水)午後5時まで。)
書類選考の上,順次,面接日時等を連絡します。
応募期間にかかわらず,応募状況次第で募集を締め切らせていただく場合がありますので,あらかじめ御了承ください。
面接日程
A班:令和2年7月14日(火)~7月22日(水) 午後4時40分~
B班:令和2年8月17日(月)~8月27日(木) 午後4時40分~
※選考の経過などについての問い合わせには応じられないものがありますので,あらかじめ御了承ください。
その他
応募いただいた個人に関する情報は,本募集・採用に関することにのみに使用し,応募の秘密については厳守します。
地方公務員法第22条の2第1項に規定する会計年度任用職員として採用します。
原則,敷地内禁煙です。(喫煙は,特定屋外喫煙場所のみ可能です。)
書類提出先及び問合せ先
〒899-4318
鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
鹿児島県立埋蔵文化財センター調査課
担当
三垣・隈元
℡0995-48-5811(代表)












