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「河口コレクションとは?」の疑問に答える! ~第1弾・山ノ口遺跡~

この報告書は,「河口コレクション整理活用事業」に伴い,平成28年度~29年度に整理作業を行った肝属郡錦江町馬場に所在する山ノ口遺跡の発掘調査の記録です。
山ノ口遺跡は,昭和33年~36年に故河口貞徳氏が主体となって,発掘調査が実施されました。南九州の弥生時代中期を代表する標式遺跡であるとともに,環状の配石遺構の周囲に岩偶などの軽石製品や孔が開けられた多数の土器などが出土した祭祀遺跡として学史的にも著名です。
報告書の中では,現代的な視点での山ノ口遺跡の再検討はもちろんのこと,河口氏の発掘調査歴一覧や氏所有の資料が寄贈されるまでの経緯,寄贈されたコレクションの内容なども掲載されています。まさに「河口貞徳コレクションとは何か?」という疑問に答えることができる報告書となっています。

※今回紹介した県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書(195)「山ノ口遺跡」は,こちらからダウンロードできます。