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カテゴリー: ワクワク考古楽授業支援(出前授業)

ワクワク考古楽出前授業IN鹿屋市立花岡学園

令和7年7月10日(木),鹿屋市立花岡学園中学校でワクワク考古楽出前授業を実施しました。
花岡学園の前の国道220号は,道路改築の際,平成20年度から平成22年度にかけて発掘調査を行なっており,縄文時代から古墳時代の遺跡が多数見つかっています。生徒たちは,遺跡の航空写真を見ながら,「学校のこんな近くに遺跡があったんだ。」と驚いた様子でした。
今回の授業は,縄文時代を中心に行いました。まず,県内の縄文時代の代表的 な遺跡として,上野原遺跡を紹介しました。続いて,学校周辺の遺跡について説明しました。発掘調査の写真を見ながら,建物跡や土器,石器が出土していることに驚いていました。
次に,遺跡から見つかった土器や石器を紹介しました。生徒たちはそれを手に取って観察し,友達と話しながら作り方や使い方について考えることができました。
今回の授業を通して,縄文時代や当時のくらしなどについて思いを巡らせ,今後の学習に意欲的に取り組んでいくきっかけになってくれればと思います。

学校近くの遺跡を紹介

本物の土器や石器に触れて観察しました

校長先生も興味津々でした。

ワクワク考古楽出前授業IN肝付町立波野中学校

令和7年7月3日(木),肝付町立波野中学校で,ワクワク考古楽出前授業を実施しました。肝付町は,平野が広がり大きな河川が流れるなど,人が生活するための自然や地形的条件がそろっており,遺跡がとても多い町です。こうした郷土の遺跡について,深く学ぶ機会を提供するために,授業を行いました。
生徒たちは,塚崎古墳群などの古墳が学校周辺に多くあり,県内ではとても珍しいことや,同じく古墳時代の墓制である地下式横穴墓もたくさん見つかっていることを聞いて,とても興味深そうでした。
学校のすぐ近くの道路付近では,たくさんの建物跡がみつかった東田遺跡があり,そこから出土した土器をさわったり,使い方を考えたりしました。今回の授業を通して,近くにありながら知らなかった遺跡について学び,郷土や歴史に関する関心を高めることができたようです。

地下式横穴墓について説明しました。

学校周辺の遺跡を紹介しました。

出土した土器や石器を観察しました。

ワクワク考古楽出前授業IN出水市立米ノ津東小学校

令和7年6月19日に,出水市立米ノ津東小学校の6年生にワクワク考古楽出前授業を実施しました。
最初に,県立埋蔵文化財センターの発掘調査について紹介し,次に縄文時代が続いた年数の長さや,縄文時代の暮らしの様子を説明しました。そして,学校近くの六反ヶ丸遺跡や出水貝塚などの遺跡を紹介しました。子どもたちは,身近な場所に遺跡があり,そこから弓や人骨が発掘されたことに驚いていました。
その後,遺跡から出土した縄文土器や弥生土器,石器や黒曜石など実際に触ってもらいました。子どもたちは,土器に貝で文様をつけたり,実際の道具を手に取って観察したりして,長い年月を経て人々が工夫して生活してきたことを学びました。
また今回は,火起こしにもチャレンジしましたが,なかなか火がつかず,当時の人々の苦労を実感したようでした。
今回の授業を通して,自分たちの郷土の歴史を知り,歴史や文化財を大切にすることを学んだ時間となりました。

縄文時代の暮らしをクイズ形式で出題

六反ヶ丸遺跡から出土した弓を紹介

実際の土器に触れて観察しました。

ワクワク考古楽出前授業IN南九州市立川辺小学校

令和7年6月14日,川辺小学校の6年生とその保護者に,ワクワク考古楽出前授業を実施しました。川辺小学校の敷地およびその周辺は,川辺(平山)城跡として知られており,島津氏6代当主,島津伊久が1393年に築いたとされる城です。

今回の授業では,川辺小学校の敷地およびその周辺の歴史について,紹介しました。川辺小学校がある「平山」という山のなりたちについて,地質も含めて,地頭仮屋跡や一国一城令を解説し,また,旧川辺町の地名や約50年前の小学校の数などを,説明しました。

次に,川辺(平山)城跡から発掘された遺物も紹介しました。14~16世紀の中国から輸入された高級な陶磁器である青花や白磁や青磁などです。また,国内で作られた土師器やすり鉢などを手に取り,ここに山城があったことを実感してもらいました。

身近なところから探ることができる歴史を知ることで,今後も校区や郷土の歴史や文化財について,関心を持つきっかけになることを期待しています。

【子どもたちの感想】

  • 昔の中国産の茶碗や日本で作られたものがきれいに作られていてすごかったです。平山城が一国一城令で壊されたことを初めて知りました。
  • 川辺城の謎を知ることができて良かったです。特に,川辺小学校が山の上にある理由を知ることが出来たり,昔の地図を見ることが出来て,いろいろな川辺城の謎が解けてとても良かったです。
  • 平山のでき方や質問の答えを聞いて,衝撃を受けました。他にも疑問に思ったことが増えたので,調べてみようと思います。

学校の歴史について説明しました

 地名の由来も紹介しました

ワクワク考古楽出前授業IN鹿児島市立南方小学校

令和7年6月10日,鹿児島市立南方小学校の5・6年生にワクワク考古楽出前授業を実施しました。

最初に,縄文時代がどのような時代で,どんな生活をしていたのか想像してもらいました。縄文時代には,土器や石器を作り道具が発達したことを知ってもらうため,実物の矢じりや石皿・すり石,石斧等を手に取り,クイズ形式でグループで考えてもらいました。児童は道具を工夫してつくり,縄文人が知恵を使ってたくましく生きていたことを実感したようでした。また,縄文土器を実際に手に取り,貝殻で文様をつけていたことに興味を示していました。

2時間目は火起こし体験をしました。前日からの大雨で湿度が高く,火がつくか心配されましたが,児童たちは一生懸命道具を使って火起こしにチャレンジ。最初はなかなかつかず,火をおこすことの難しさを体感した様子でしたが,コツを掴みはじめると次々と火がつきはじめ,歓声があがりました。実物を見て触って,縄文人の暮らしの大変さを実感した時間になりました。

【子どもたちの感想】

  • 土器は縄でもようを作ったり,刃物は黒曜石で作っていたりして,すごいなあと思いました。
  • 博物館などで縄文土器を見ることはありましたが,手で触ったのは初めてで,とてもうれしかったです。

縄文時代の暮らしをクイズ形式で出題

土器や石器を手にとって気づいたことを話し合いました

みんなで火起こしに挑戦

ワクワク考古楽出前授業IN霧島市立霧島小学校

令和7年6月5日,霧島小学校の5・6年生を対象に,ワクワク考古楽出前授業を実施しました。今回は,「縄文時代とはどのような時代なのか」というめあてを立てて,授業を進めました。

まず,センター職員が縄文時代の説明を行った後,縄文時代の土器や石器の実物にふれてもらいました。「なぜこんな形をしているのだろうか」,「これは縄でつけた模様かな」など,いろんな考えをもとに友達と話し合ったり,縄文人の生活を想像したりしました。

次に,縄文時代の人々の生活をクイズ形式で出題し,楽しみながら授業を聞くことができました。

授業のあとは,火起こし体験に挑戦しました。「うまくつかない」「どうすればいいのかな」と悩みながらも,友達と助け合いながら火を起こすことができました。

子どもたちは,今回の授業を通して,縄文時代についての理解を深めることができたようです。「実際の土器や石器に触れることができてよかった」という感想も聞かれました。

今後も地域の歴史に興味を持って,学習を進めてもらえたらと思います。

発掘調査の様子を説明しました

実際の土器を手に取って観察

ワクワク考古楽出前授業IN肝付町立内之浦中学校

令和7年5月21日,肝付町立内之浦中学校で,1~2年生18名にワクワク考古楽出前授業を実施しました。今回は,修学旅行の事前授業として戦争遺跡と,肝付町に多く残る古墳について授業を行いました。

戦争遺跡について,かつて大隅半島には,オリンピック作戦に備えて敵艦との距離を測る観測所(トーチカ)が造られ,今も内之浦にも二連トーチカが残っていること,波見の砲台跡や小串の人間魚雷基地跡が残っていることを説明しました。生徒たちは身の回りに多くの戦跡があることに驚いていました。

また,昨年度まで発掘 調査を行った鹿屋市吾平に所在する名主原遺跡では,第2次世界大戦時の戦闘機の墜落跡が検出され,ジュラルミン製の機体の残骸や銃弾が発見されたことを紹介しました。生徒たちは,実際の銃弾を触ってとても驚いていましたが,戦争で使用されていた実物に触れて,それぞれ感じることがあったようです。

古墳については,肝付町で国指定史跡となっている塚崎古墳群を取り扱いました。塚崎古墳群には,大隅半島で最も古い前方後円墳があり,日本最南端で一番大きなものであることを紹介しました。また,古墳時代の肝付町には,中央勢力(畿内)と交流のあった有力者がいた可能性があることを紹介しました。

戦跡で紹介した名主原遺跡から出土した壺や甕,高坏等の土器や,石包丁等の石器を生徒たちに実際に手に取って観察してもらいました。土器の色の違いや土器成形のあと,また,どのように使用していたのか,友達と意見を交換する様子が見られました。

今回の学習が,地域にある遺跡や文化財に目を向けるきっかけになり,また身近な場所に戦争遺跡があることを知って,深い学びへつなげてもらえればと思います。

町内で見つかっている遺跡を紹介
砲台跡について説明

ミニチュア土器を手に取って観察しました

ワクワク考古楽出前授業IN南九州市立大丸小学校

令和7年5月16日,南九州市立大丸小学校で,4~6年生8名にワクワク考古楽出前授業を実施しました。

いつもは学校内での授業や,火おこしなどの体験活動を行っていますが,今回は学校を飛び出して,史跡巡り「郷土の歴史を知る」を行いました。校区内にある鷹爪野遺跡や田中堀遺跡の現在の様子を見ながら,竪穴建物や発見された土器について学習しました。

県指定史跡になっている君野権現堂にも行き,子どもたちは,「おおまる探検隊」になって,元気いっぱいで洞窟を見学しました。

最後に勝目城跡に行き,中世の山城の造りについて学びました。子どもたちは実際に歩いてみて,当時の人々の暮らしに思いをはせることができたようです。

今後は,総合的な学習の時間を通して,調べ学習を行っていくそうです。より大丸地区を好きになっていってほしいと思います。

校区の歴史を説明中

山城を見学しました

ワクワク考古楽出前授業IN霧島市立国分南中学校

令和7年5月16日,国分南中学校でワクワク考古楽出前授業を実施しました。今回は一年生を対象に,国分南中学校が毎年夏休みに行っている「上野原遺跡ボランティアガイド」の紹介と,上野原遺跡について学習しました。

ボランティアガイドは平成11年から始まり,今年で27回目を迎えます。上野原遺跡が発見された頃のボランティア活動の様子や,テレビニュースの特集をビデオで観たり,中学時代にガイドに参加した職員(国分南中卒業生)の声を聞いてもらったりしました。

次に,上野原遺跡のすばらしいところについて学習しました。上野原遺跡は約10,600年前の国内最古・最大級の集落跡が発見され国指定史跡になっていることや,約8,600年前の対で埋められた壺形土器を中心に祭祀が行われた場所から出土した土偶や耳飾りなど767点が国の重要文化財に指定されていることを紹介すると,生徒たちは興味深く耳を傾けていました。

南九州の縄文土器の特徴として,底が平らで口の部分の形が四角やレモン形であることや,縄ではなく貝殻で文様をつけていることなどを説明しました。生徒たちは本物の土器を,興味深く観察していました。

また今回は,体験活動として,勾玉づくりを行いました。生徒たちは,思い思いの形の勾玉を楽しんで作ることができました。

今年の夏休みも,たくさんの生徒がボランティアガイドに参加してくれることを期待しています。

上野原遺跡の調査成果を紹介しました

実際の土器や石器に触れて体験しました

みんなで勾玉づくりに挑戦

ワクワク考古楽出前授業IN霧島市立国分南小学校

令和7年4月22日,霧島市立国分南小学校で,6年生88名にワクワク考古楽出前授業を実施しました。

今回は,総合的な学習の時間を活用して,縄文時代について紹介しました。国分南小に最も近い遺跡である上野原遺跡では,多くの住居跡などの遺構が発見され,国の史跡になっていて,土器や石器など767点の遺物が重要文化財になっており,全国的に注目された遺跡であること,火山に囲まれた生活や,貝塚の位置から海岸線が現在と異なる位置にあったことなどに,子どもたちは驚いていました。また,縄文時代の衣食住について,発掘調査から分かったことを紹介すると,意欲的にメモをとりながら聞いていました。

実際に出土した土器や石器に触れる時間では,興味深く説明を聞き,石器の用途について考え,石器を触れる際は,大事に扱う様子が印象的でした。

今後は,上野原縄文の森へ見学に行き,調べ学習を進めていくそうです。今回の授業を通して,縄文時代や当時の人々の生活についてさらに「知りたい」という気持ちをもち,学習を深めるきっかけになってもらればと思います。

発掘調査の様子を説明

実際の土器や石器を観察

熱心に説明を聞いていました