記録集出張販売します!
鹿屋市にて12/17(土)実施の「名主原遺跡現地説明会」にて①かごしま遺跡フォーラム記録集と②開園20周年記念企画展図録の出張販売を行います。お越しの際はぜひご覧下さい。
「名主原遺跡現地説明会」の詳細はこちらから
参加の際は
現地説明会参加にあたっての注意事項についてご確認下さい。
① 新型コロナ感染拡大防止のため,マスク着用,来跡時の検温・消毒等にご協力ください。
② 駐車可能台数に限りがありますので,乗り合わせてご来跡をお願いします。
つくってドキどき体験 第4回「縄文リースを作ろう」が開催されました。
つくってドキどき体験 第4回「縄文リースを作ろう」が11月26日(土)に開催されたよ。
ご参加いただき,ありがとうございました!
縄文の森のリース作りは,カズラを巻いて土台から作るんだ。
「土台から手作りするんだねー!」と驚きの声が上がっていたよ。
長いカズラを巻いていくのは,なかなか大変だね。
飾り付けは,縄文の森で採れた木の実などの自然素材を使うよ。
みんな夢中で飾りつけをしていたね。
とーっても素敵なリースが完成!
手作りのリースで楽しいクリスマスを迎えよう♪
吾平小学校の立塚遺跡見学
12月1日,吾平小学校の6年生,40名が立塚遺跡の見学に訪れました。
子どもたちには,立塚遺跡で見つかった弥生時代の環状に並ぶ土坑墓や,柱跡などの遺構を目の前にして説明しました。
また,地層観察を行い,池田降下軽石や紫コラなどを紹介し,それらによって遺跡の年代が分かることを説明しました。
次に,実際にねじり鎌を持って発掘体験を行いました。土器や石器を見つけた子どもたちも多く,夢中になって取り組んでいました。
また,出土した弥生時代の土器や石皿,打製石斧など遺物の観察では,手に取って感触や重さを確かめ,興味深く観察していました。
子どもたちは,自分たちの学校の近くにこのような貴重な遺跡があることを実感し,地域の歴史や当時の人々の生活に関心を持つことができました。また,楽しい体験ができたと喜んでいました。
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名主原遺跡現地説明会
立塚遺跡現地公開報告
11月11日に,立塚遺跡(鹿屋市吾平町)の現地公開を行いました。
立塚遺跡では今年度の発掘調査によって,弥生時代早期(約2,800年前)の土坑群が見つかりました。これは墓跡(土坑墓)であり,さらに環状(楕円形)に並ぶ同時代の墓の発見は国内初であることから,その様子を多くの方に見てもらおうと,成果速報として開催しました。
平日の開催で,告知期間が短かかったにも関わらず,200人もの方に参加いただきました。
参加された方々は,土坑墓の大きさや数に驚いていらっしゃるようでした。また,地域にこのような貴重な遺跡があることにも,関心を持たれたようでした。
当日の様子および出土遺物を上野原縄文の森にて,速報展示しています。ぜひ,ご覧ください。

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かごしま遺跡フォーラム報告
10月22日(土)に,霧島市の国分シビックセンターで,「かごしま遺跡フォーラム」を開催しました。
今回は,県立埋蔵文化財センター設立30周年,上野原縄文の森開園20周年,埋蔵文化財調査センター設立10周年の節目となるフォーラムで,「上野原遺跡と南の縄文世界」,「縄文時代の植物利用について」という2部構成で実施しました。
第1部は,県立埋蔵文化財センターの元次長で南九州縄文研究会前会長の新東晃一さんが,「上野原遺跡と南の縄文世界~縄文文化観の転換に迫る~」と題して講演されました。
上野原遺跡の発見と発掘調査の経緯についての話で,発掘調査によって分かった縄文時代早期の様子や南九州の縄文土器の特徴について説明されました。
第2部は,3人の方が講師となり,それぞれの発表がありました。
最初は,鹿児島県教育庁文化財課の眞邉彩さんが,「明らかになった縄文人の知恵と技」と題して発表されました。土器に残る「圧痕」(土器作りの過程で植物の種実や昆虫・貝などが粘土の中に混入し,土器を焼成した際に焼け落ちて空洞になったもの。また,布やカゴなどが圧着して付いた痕跡)から分かった,縄文時代の植物利用について発表されました。
次に,県立埋蔵文化財センター元所長で,現在は環境省環境カウンセラーとして活躍されている寺田仁志さんが,「縄文人を支えた南の豊かな森」と題して,旧石器時代から縄文時代にかけての南九州の気候や植生,食について発表されました。
最後は,熊本大学大学院の小畑弘已教授が,「土器を掘る~X線が映し出す雑草・害虫の真の姿~」と題して,熊本大学で行っているX線を使って土器の内部まで見透かす最新技術によって判明した,縄文時代の植物やその種子,昆虫についての発表がありました。
その後は,発表者3人がパネリストとなり,パネルディスカッションが行われ,縄文時代の人々が食べていたと思われる植物や,その栽培について議論が交わされました。
当日は,200人もの参加者があり,縄文時代の人々がどのような生活をしていたのか,そして最新の研究の成果について,聞き入っていました。ご参加ありがとうございました。
また,今回のフォーラムの資料集兼記録集は,上野原縄文の森で販売しております。興味のある方はぜひ,ご購入下さい。購入については,上野原縄文の展示館(0995-48-5701)までご連絡ください。
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開園20周年記念ナイトミュージアムを開催しました☆
11/23(祝)開園20周年記念イベントとして,1日限りの「ナイトミュージアム」を開催しました!
懐中電灯片手に、普段入ることの出来ない場所に入れてワクワクドキドキの探検でした。
紅葉のライトアップもキレイで、盛り上がりました♪
国内初展示中です!
国内初となる弥生時代早期の環状に配置された土坑(墓)群が見つかった『立塚遺跡』の速報展が始まりました!
遺跡の解説や『弥生時代 国内最大級の管玉』などの出土品も展示しています。
23日(水祝)までは20周年企画展も開催しています。
ぜひあわせてご覧下さい。
立切遺跡・横峯遺跡国史跡指定記念シンポジウム
美味しい国宝を食べたよ!
今日のおやつは土偶ようかん!
長野県の中ッ原遺跡から出土した
の3Dスキャンデータから作られた逸品だよ。
本物の写真そっくりの見た目に文様も細かく再現されていて、とてもわくわくする時間を過ごせたよ。