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投稿者: 管理人

夏休みは「つくってドキどき体験」で特別な思い出を作ろう!!

上野原縄文の森では夏休みに「つくってどきドキ体験」を2回開催します。
いつもの縄文体験からステップアップしたイベントで夏休みの思い出を作りませんか?

つくってドキどき体験第2回「縄文人のアクセサリー 貝輪を作ろう

鹿の角や石などを使い当時の作り方を再現した方法で,縄文人も身につけていた『貝輪』をつくります。
○日時 7月28日(日) 午前10時~正午
○場所 体験学習館
○定員  体験者1人とその保護者を1人とした15組(要事前申込,申込多数の場合抽選)
※体験者は小学3年生以上に限る

○参加料 500円

つくってドキどき体験第3回「縄文人の狩猟道具~弓矢作り~


めざせ!縄文人!
あなただけのオリジナル弓矢作りを夏休み特別版で体験しよう。
 ○日時 8月10日(土) 午前10時~正午
 ○場所 体験学習館
 ○定員  体験者1人とその保護者を1人とした15組(要事前申込,申込多数の場合抽選)
※体験者は小学3年生以上に限る

 ○参加料 500円

下城跡(姶良市北山)の発掘調査

姶良市の下城跡の発掘調査が始まりました。下城跡は戦国時代,この地方の地頭であった梅北国兼(うめきたくにかね)の山城だったと伝えられています。

調査前に伐採をしたところ,山城の形がはっきり見えてきました。またこの日は,現状確認のためにラジコンヘリによる空撮も行いました。

現在,曲輪に上り下りする階段を設置したり,安全に調査を行うために柵を立てたりしています。今後の発掘調査の成果が期待されます。

伐採によって曲輪や堀の形状がよくわかります

道路から曲輪上部までかなりの高低差があります

曲輪に上がる階段を整備中

ラジコンヘリによる空撮

空撮の様子(〇の中にヘリがいます)

空撮画像(桜島が臨めます)

「青銅製の武器」(下鶴遺跡:伊佐市大口)

弥生時代の土坑の中から,青銅で作られた武器「銅戈(どうか)」の先端部分が見つかりました。長さ8センチ,幅3.3センチ,重さ39.7グラムあります。

銅戈は中国から伝来し,木製の柄の先に取り付けて使われる武器ですが,国内では祭祀に使われた可能性もあります。

銅戈

実測図

墓と思われる土坑から出土しました

出土状況

連穴土坑に据えられていた土器(髙吉B遺跡:志布志市)

連穴土坑は,縄文時代のくん製を作る調理施設と考えられています。その連穴土坑に土器が据えられていました。

土器は,底はなく,直線的に切られています。連穴土坑や土器を廃棄するときの儀礼でしょうか? トンネル部分の崩落防止策でしょうか? くん製を作る時に,食材に火がつかないように土器で火力を弱めたのでしょうか?

3つの可能性が考えられています。

連穴土坑で見つかりました

連穴土坑に据えられていた縄文時代の土器(約10,000年前)

実測図

上野原縄文の森知り隊 参加者募集中!!

「上野原縄文の森知り隊」ってなに?<コンセプトは大人のための文化財少年団!!>

「上野原遺跡について知りたい!」「埋蔵文化財について知りたい!」「上野原遺跡からはどんなモノが出土したの?」「埋蔵文化財センターってどんなところ?」「考古学に興味がある!!」など

縄文の森スタッフがあなたの「知りたい!」をサポートします。

詳細はチラシ↓を御覧ください。

R06_上野原縄文の森知り隊チラシ(裏面)

特異な土器の出土状況(髙吉B遺跡:志布志市)

弥生時代中期(約2,000年前)の土坑内の横穴を,2個の壺形土器の破片で覆っています。

お墓の可能性が高いと考えられますが,残念ながら,自然科学分析でお墓を示す結果は得られませんでした。

いずれにしても,何かとても大切なものを収納したことは間違いないようです。

出土状況
復元された土器

 

梵字(ぼんじ)が刻まれた中世の板碑(いたび)(本御内(もとおさと)遺跡:霧島市)

本御内遺跡は,大隅国分寺跡や国分新城(舞鶴城)跡を含む,縄文時代から近世までの複合遺跡です。

平成29年度の発掘調査では,弥生時代から古代にかけての遺物が大量に出土しました。また,中世では県内初の出土となる,溝や土塁で防御を固めた屋敷跡も見つかりました。

その中世の溝跡から,「板碑(仏教で使われた供養塔)」が見つかりました。溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)製で,高さ約61cm,幅約23cm,重さ約13kgあります。

表面には仏様を表す梵字が彫り込まれています。

『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(199)「本御内遺跡」

 

推しの逸品「木樋(もくひ)」(虎居城跡:さつま町)

虎居城跡は,さつま町にある中世の山城跡です。平成20・21年度の調査では,土塁や巨大な空堀,虎口,掘立柱建物跡,溝状遺構等の遺構や,陶磁器,木製品,金属製品等の様々な遺物が出土し,中世山城の歴史を知る上で貴重な資料を得ることが出来ました。

また,溝状遺構の中から,写真のような木樋(木製の水道管)も見つかりました。長さ約260cm,幅約40cm,高さ約25cmで,U字型の断面をしています。1本の木をくり抜き作られており,溝に沿うように内部に置かれていました。その上部には50cm程度の木を多数横置きし,さらにその上にスギの葉を覆い被せていました。

山城での人々の生活を支えていたのでしょうか。

『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(162)「虎居城跡」

 

蝶ネクタイ状の文様?(髙吉B遺跡:志布志市)

弥生時代中期(約2,000年前)の土器の縁に,蝶ネクタイ状の文様が刻まれています。

土器を焼く前に付けたものだと考えられます。

単なる記号なのでしょうか? ひょっとして文字なのでしょうか?

『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(180)「船迫遺跡・高吉B遺跡」