焼山遺跡現地説明会
11月15日,焼山遺跡(伊佐市大口)で,現地説明会を行いました。
当日は,伊佐市内をはじめ,鹿児島県外からも訪れていただき,合計107人の方に参加いただきました。
参加された方々は,担当職員から発掘調査の成果について説明を受けながら,出土した遺物や遺物を興味深くご覧になられていました。
また,埋蔵文化財センターが近年調査した伊佐市内の遺跡から出土した遺物等も展示したところ,さまざまな時代の土器や石器,陶磁器などが近場から出土していることに驚かれていました。
【参加者の感想】
- 伊佐の地で古代の遺跡が発掘されて,実際に見学して,すごいことだなと思いました。ロマンを感じました。
- 地面の中の板石を実際に見ることができ,感動でした。どのような配置でお墓が並んでいるのか気になります。
- 焼山遺跡周辺の遺跡の展示も見ることができ,このあたりが当時栄えていた様子がうかがえてよかったです。
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栫城跡(さつま町)会計年度任用職員(文化財発掘調査補助員)募集
埋蔵文化財センターでは,会計年度任用職員(文化財発掘調査補助員)を募集します。
職務内容
埋蔵文化財の発掘に関わる業務
募集人員
3人程度
任用期間
令和8年1月13日(火)から令和8年1月28日(水)まで
※ 発掘調査の状況により変更が生じる場合があります。
勤務地
栫城跡
鹿児島県さつま町平川上天ケ瀬戸地内
詳しくは,下記募集要項(PDF)をご覧ください。
池平遺跡(霧島市横川町)現地説明会
焼山遺跡(伊佐市)がラジオで紹介されます 第2回
現在発掘調査中の「焼山遺跡(伊佐市)」が,MBCラジオ「伊佐はいーさ!」で紹介されます。
日時:令和7年11月12日(水) 13:10~13:20
番組:MBCラジオ「伊佐はいーさ!」
https://www.mbc.co.jp/radio/isa/
また,無料アプリ「radiko(ラジコ)」で聴くこともできます。
https://radiko.jp/#!/ts/MBC/20251029131000
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よみがえる「河口コレクションの世界」鹿児島山形屋パネル展
鹿児島県の考古学界に多大な功績を残された河口貞徳氏が調査をされ,学史的に重要で全国的にも著名な縄文時代の遺跡を中心に,鹿児島山形屋(鹿児島市)でパネル展示を行います。
この機会にぜひ,鹿児島の縄文文化をご覧ください。
日時
令和7年11月6日(木)~18日(火)
午前10時~午後7時 ※18日(火)は午後3時まで
会場
鹿児島山形屋(鹿児島市金生町3-1)
2・3号館3階 ブリッジギャラリー
入場無料・申込不要
展示遺跡
市来貝塚(いちき串木野市)県指定史跡・市来式土器標式遺跡
高橋貝塚(南さつま市)南さつま市指定史跡・高橋式土器標式遺跡
黒川洞穴(日置市)県指定史跡・黒川式土器標式遺跡
上加世田遺跡(南さつま市)上加世田式土器標式遺跡
山ノ口遺跡(錦江町)国指定重要文化財・山ノ口式土器標式遺跡)
※ 標式遺跡(時代・時期の「ものさし」となる基準資料が出土した遺跡)
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焼山遺跡(伊佐市)がラジオで紹介されます
研究紀要第18号
姶良市加治木町干迫遺跡の出土資料紹介(2)
鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿屋市小牧遺跡で出土した駿河湾系土器について
北園 和代
鹿児島県内における中世のトイレ遺構―科学分析により裏付けされた諏訪ノ前遺跡のトイレ遺構を中心に―
平嶺 浩人
薩摩・大隅における火打石の登場と石材
藤木 聡
焼山遺跡(伊佐市大口)現地説明会
ワクワク考古楽出前授業IN南九州市立高田小学校
令和7年9月29日,ワクワク考古楽出前授業を,南九州市立高田小学校で行いました。今回は職員研修の一環として,教職員を対象に校区内の歴史について学ぶフィールドワークを実施しました。
まず,「川辺の大クス」がある飯倉神社で,落雷で分割された大クスを見学した後,神社本殿の石碑を見学しました。神社には中国製の石で作られた宋風獅子や馬上杯などがあり,海外との交易があったということに,先生方は驚いていました。また,神社からは南薩の山々や川辺城(現川辺小学校)が見え,この地の歴史を考える良い機会となりました。
次に,高田石切場を見学しました。ここで取れる石は灯篭などに利用されていて,切り出すときは柔らかく,切り出して使うと固く締まり,たたくとガラスのような音がします。この石は,約2万9千年前,姶良カルデラから噴出した入戸火砕流堆積物のやや溶結している部分で,小学校6年生で学習する「地層」の学習に絡めて,「人の歴史」ではなく「地球の歴史」として地域の地層を,授業にどう生かすかということを,先生方に考えてもらいました。
最後に大久保集落の公民館で,地域の偉人である東昇医学博士について,大久保集落の自治会長の東篤さんからお話を伺いました。東昇医学博士は,昭和16年に日本で初めてとなる電子顕微鏡を完成させ,日本のウィルス研究に貢献した人物です。自治会の住民が,地域の偉人を誇りとして,広報していることを知ることができました。
先生方が地域の歴史や文化財を積極的に学ぶことにより,地域に住む児童たちに,それが還元されます。今回の研修で,社会科・理科・総合的な学習の時間等で活用できるだけでなく,地域活動についても知ることができた大きな機会となりました。
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ワクワク考古楽出前授業IN南大隅町立神山小学校
令和7年9月26日,南大隅町立神山小学校の6年生22人に,ワクワク考古楽出前授業を行いました。
授業では,南大隅町根占の歴史について,近現代から時代を遡り,古代まで学習しました。事前にワークシートを配布し,郷土の歴史を自分で調べたり家族に聞いたりしながら調べてもらっていたので,授業で答え合わせができました。地図を見て知っている場所が出てくると,頷きながら確認する子ども達もいました。
南大隅町でも多くの遺跡が発見され,発掘調査が行われています。現在は,対岸に開聞岳や錦江湾が広がり,風光明媚な南大隅町ですが,遺跡内では開聞岳の噴出物である黄ゴラ(約4,000年前)や喜界カルデラのアカホヤ火山灰(約7,300年前)が厚く堆積し,当時大きな自然災害に見舞われたことが分かります。大中原遺跡では,太平洋戦争中に墜落した戦闘機紫電改の機銃が出てきたり,約10,000年前の縄文時代のレモン形の土器が見つかったりしています。連綿とその土地が使われ続け,自然災害に見舞われながらも南大隅町に暮らしてきた人々の暮らしが分かります。
授業の後半では,南大隅町の遺跡で出土した土器や製鉄炉の羽口などを実際に手に取って触れ,文様の付け方に注目したり,持ってみて使用するときのことを考えたりする様子が見られました。
火起こし体験では,2人1組で力を合わせて火起こしを行いました。なかなか火がつかない子もいましたが,友達と励まし合いながら取り組む様子はとても微笑ましく,火を点けるける大変さ感じたられた一時間だったと思います。
現在,社会科の日本史学習では,古代まで進んでいるそうです。今回,近現代まで取り扱ったので,学習をしていく中で自分たちの住む南大隅町の歴史とも比較し,興味を持って意欲的に取り組んでもらえればと思います。
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