鹿児島県上野原縄文の森 (公財) 鹿児島県文化振興財団上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター (公財) 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター
MENU

鹿児島県立埋蔵文化財センター

鹿児島県上野原縄文の森 HOME 公財 鹿児島県文化振興財団鹿児島県上野原縄文の森 埋蔵文化財情報データベース 鹿児島県立埋蔵文化財センター 公財 鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター

カテゴリー: 鹿児島県立埋蔵文化財センター

紀要第8号

  • 紀要・年報 縄文の森から 第8号古墳時代肝属平野における地下式横穴墓出土鉄器についての考察
    新屋敷 久美子

    南部九州における中世瓦質土器の蛍光X線分析
    黒木 梨絵

    植物質資料からみた南部九州
    ― 天神段遺跡を中心に ―
    深川 祐子

    全点ドット調査の有効性と問題点
    ― 1970年代から1990年代の調査を中心に ―
    立神 倫史

    宮ノ上遺跡の縄文時代後期前半の土器群について
    長野 眞一

    大隅地域における古墳に関わる祭祀遺跡
    中村 耕治

    郷土教育と考古学-相川日出雄の埋蔵文化財を活用した教育実践から学ぶこと-
    吉元 輝幸

    -------------資料紹介

    南部九州における古代のカマドに関する覚え書き
    上床 真  

    ---------------年報

    平成26年度
  • 南の縄文調査室から平成27年5月

    • 平成27年5月13日(水)
    •            ※現在は,縄文の森展示館常設展示室河口コレクションコーナーにて公開中です。
    • 祝!県指定有形文化財 ~山ノ口遺跡出土品~

    •  
       
       山ノ口遺跡は,弥生時代中期後半(今から約2,100年前)の遺跡で,大隅半島の中部,錦江(きんこう)町の海岸近くの,国道269号線に沿った海岸側の畑地に立地しています。
       昭和33年5月に砂鉄(さてつ)採掘(さいくつ)を行った際,完全な形の土器や多彩(たさい)軽石(かるいし)の加工品が掘り出されたことが遺跡発見のきっかけでした。
       その後,3回にわたる発掘(はっくつ)調査によって,軽石や土器などをサークル状(直径2~5m)に並べた場所が10か所ほど発見されました。
       そして,このほど,完全な形の土器や,軽石で作られた人形(ひとがた)岩偶(がんぐう))・家形の加工品,石を(みが)いて作った(やじり)など,計146点が貴重な考古資料として県の有形文化財に指定されました。
       山ノ口遺跡では,円形の(あな)を開けた土器や赤く()られた土器もたくさん出土しており,ここで「(まつ)り」が行われていたのではないかと考えられています。
       
         
       4月17日に指定されました。  河口貞徳氏がかかれた実測図も展示中。
         
       ※ 河口貞徳氏(1909~2010)は,長年,鹿児島県の考古学界をリードしてきた考古学
        者です。河口氏が調査した遺跡の記録や土器や石器などの考古資料は,「河口コレクション」
        として,鹿児島県立埋蔵文化財センターが整理・保存・活用を行っています。山ノ口遺跡の出
        土品も「河口コレクション」の一部です。 
       
         山ノ口遺跡の詳細については,ここからご覧いただけます。
         山ノ口遺跡の位置については,ここからご覧いただけます(山ノ口祭祀遺跡と表示されます)

    南の縄文調査室から平成27年1月

    • 平成27年1月26日(月)
    • ここでも活躍中! ~南日本新聞「(いにしえ)の美術品」より~

    •   センター収蔵品の活躍は,『ただ今 遺物出張中!』の中で紹介していますが,新聞紙上でも活躍しているのをご存じですか?センターの収蔵品が,南日本新聞に連載中の『古の美術品』の中で取り上げられています。最新の「(つき)()(がい)形白薩摩」(1月26日掲載)を含めて,これまでに31点のセンター所蔵の遺物が紹介されています。
       そこで,ただ今,センターの2階では,これまでに紙面で紹介された遺物を特製パネルにして掲示しています。また,縄文の森展示館では,紹介された遺物の実物を展示中です。
       新聞を見損ねてしまったとお(なげ)きのかたや実物を見てみたいと思われたかたは,この機会をお見逃しなく!
       
      記念すべき 掲載第1号
       
       【H26.7.21 南日本新聞】
         
       掲載遺物はセンター2階の掲示板でご覧になれます。  こちらが掲示中のパネルです。
       
         
       展示館では,掲載遺物の実物を展示中です。※「縄文の森から」の中でも紹介しています。

    南の縄文調査室から平成26年10月

      • 平成26年10月28日(火)
      •  南の縄文調査室から見える景色 ~和紙照明~
       ここ,埋蔵文化財センターには,土器や石器などの遺物の他にも,みなさんにご紹介したいものがあります。それは・・
       それは,センターのエントランスの天井にぶら下がっている大きな和紙の照明です。
       この照明は,和紙アーティストの堀木エリ子さんの作品です。他にも千代田区庁や東京ミッドタウンにある和紙アートも堀木さんの手がけた作品です。この照明をお目当てに来館する方もたくさんいっらしゃいます。
       みなさんも,古代のロマンにときめいた後,縄文の森の自然と和紙の(あたた)かさにぜひ()やされてみてください。
       
    • 平成26年10月15日(水)  
    •  遺跡フォーラム2014を開催します ~「中世のかごしま」に迫ります!~
    ※ 終了しました。140名を超える方々にご参加いただきました。本当にありがとうございました。
     
     鹿児島県立埋蔵文化財センターでは,下記の日程で「かごしま遺跡フォーラム2014~発掘調査の成果からみえてきた中世のかごしま~」を開催します。
     
     ※ ポスターをクリックすると,PDFファイルでダウンロードできます。
     
    【日時】 平成26年10月26日(日) 13:30~16:30
    【場所】 鹿児島県歴史資料センター黎明館 講堂
    【内容】 第1部 「発掘調査速報」
           ① 「知覧道路関係遺跡」(南九州市)
           ② 「永吉天神段遺跡」(大崎町)
         第2部 「発掘調査からみえる中世のかごしま」
           ① 「文献からみた中世のかごしま」
           ② 「発掘調査成果からみえてきた中世の薩摩半島」
           ③ 「発掘調査成果からみえてきた中世の大隅半島」
         第3部 「パネルディスカッション」
       
     今回で3回目となる遺跡フォーラムです。現在,黎明館で開催中の企画特別展「南からみる中世の世界~海に結ばれた琉球列島と南九州~」とタイアップし,文献や考古資料等,様々な側面から「中世のかごしま」にアプローチします。 
    ※過去のフォーラムの様子と当日の配付資料は,こちらからご覧いただけます。