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投稿者: 管理人

整理作業用パソコン等の賃貸借業務に係る一般入札について

整理作業用パソコン等の賃貸借業務に係る一般入札を行います。

入札に付する事項

借入れをする物品等の名称及び数量
整理作業用パソコン等の賃貸借一式

借入れをする物品等の特質等
別添仕様書による

設置期限
令和7年11月28日まで

納入場所
鹿児島県立埋蔵文化財センター
( 霧島市国分上野原縄文の森2 番1 号)

借入期間
令和7年12月1日から令和10年11月30日まで

詳細については,下記入札説明書・仕様書を確認してください。

入札説明書・仕様書(PDF)

教職員向けの研修講座

7月から8月にかけて,県総合教育センターや上野原縄文の森と連携して,教職員を対象とした「フレッシュ研修講座」・「パワーアップ研修講座」・「先生のための考古学講座」を実施しました。施設見学や業務体験,郷土の埋蔵文化財等を学んでいただき,歴史や文化について理解を深めていただくことができました。授業等で役立てていただくことを期待します。

来年も多くの方の参加をお待ちしております。

参加者の感想

  • 県内から出土した埋蔵文化財の数に大変驚かされました。身の回りにある教材を活かさなければと思いました。
  • 鹿児島の昔の生活,食文化などを,遺跡から知ることができると改めて分かり,興味がわきました。子どもたちにも体験させたいと思いました。

収蔵庫の見学

業務(拓本)体験

火起こしに挑戦

 

ワクワク考古楽出前授業IN荒田児童クラブ

令和7年7月24日,鹿児島市の荒田児童クラブでワクワク考古楽出前授業を実施しました。今回は小学校1・2年生が中心となることから,考古学に触れてもらうことをテーマとして,授業を行いました。

はじめに,埋蔵文化財センターで行っている仕事は,どのようなものかをクイズ型式で紹介しました。「発掘」というと,遺跡と化石の両方が思い浮かぶのですが,考古学では遺跡を発掘して,当時の人間が使っていた物品や住居の跡を調べることを説明しました。

次に,県内の遺跡で発掘された石器や土器,須恵器や陶磁器などの遺物を実際に見て,触ってもらいました。今回は幅広い歴史に興味を持ってもらうため,縄文時代から江戸時代までの遺物に触れてもらいました。

まだ社会科の学習がスタートしていない1,2年生ですが,この体験が歴史に興味・関心を持つきっかけになることを期待しています。

最後に,化石の話題も出ましたので,同じ「発掘」の仲間として,少しだけ鹿児島県立博物(http://www.pref.kagoshima.jp/hakubutsukan/index.html )別館の化石展示室(http://www.pref.kagoshima.jp/bc05/hakubutsukan/tenji/4/4kai-1.html )についても紹介しました。

【児童の感想】

・古いものをたくさん見たりさわったりできてうれしかった。もっと石器を長い時間さわって見たかった。

・古い石器や黒曜石を見られてうれしかった。古くからの石器をまだいっぱい見てみたい。形・大きさ・重さがそれぞれぜんぜん違った。

・石器をさわったら,ざらざらしました。持ったら重たかったです

・矢の先っぽがマウスの矢印みたいでした。

ワクワク考古楽出前授業IN鹿屋市立花岡学園

令和7年7月10日(木),鹿屋市立花岡学園中学校でワクワク考古楽出前授業を実施しました。
花岡学園の前の国道220号は,道路改築の際,平成20年度から平成22年度にかけて発掘調査を行なっており,縄文時代から古墳時代の遺跡が多数見つかっています。生徒たちは,遺跡の航空写真を見ながら,「学校のこんな近くに遺跡があったんだ。」と驚いた様子でした。
今回の授業は,縄文時代を中心に行いました。まず,県内の縄文時代の代表的 な遺跡として,上野原遺跡を紹介しました。続いて,学校周辺の遺跡について説明しました。発掘調査の写真を見ながら,建物跡や土器,石器が出土していることに驚いていました。
次に,遺跡から見つかった土器や石器を紹介しました。生徒たちはそれを手に取って観察し,友達と話しながら作り方や使い方について考えることができました。
今回の授業を通して,縄文時代や当時のくらしなどについて思いを巡らせ,今後の学習に意欲的に取り組んでいくきっかけになってくれればと思います。

学校近くの遺跡を紹介

本物の土器や石器に触れて観察しました

校長先生も興味津々でした。

きりしまみちる旅スタンプラリー対象施設です

霧島市,伊佐市,姶良市及び湧水町の観光スポットを巡るデジタルスタンプラリーが始まりました(令和8年1月31日(土)まで)

上野原縄文の森のスタンプ読み取り用のQRコードは展示館1階受付横にあります

ぜひ、お立ち寄りください

詳しい内容やチラシはコチラのホームページでご確認ください(鹿児島県ホームページ)

ワクワク考古楽出前授業IN肝付町立波野中学校

令和7年7月3日(木),肝付町立波野中学校で,ワクワク考古楽出前授業を実施しました。肝付町は,平野が広がり大きな河川が流れるなど,人が生活するための自然や地形的条件がそろっており,遺跡がとても多い町です。こうした郷土の遺跡について,深く学ぶ機会を提供するために,授業を行いました。
生徒たちは,塚崎古墳群などの古墳が学校周辺に多くあり,県内ではとても珍しいことや,同じく古墳時代の墓制である地下式横穴墓もたくさん見つかっていることを聞いて,とても興味深そうでした。
学校のすぐ近くの道路付近では,たくさんの建物跡がみつかった東田遺跡があり,そこから出土した土器をさわったり,使い方を考えたりしました。今回の授業を通して,近くにありながら知らなかった遺跡について学び,郷土や歴史に関する関心を高めることができたようです。

地下式横穴墓について説明しました。

学校周辺の遺跡を紹介しました。

出土した土器や石器を観察しました。

ワクワク考古楽出前授業IN出水市立米ノ津東小学校

令和7年6月19日に,出水市立米ノ津東小学校の6年生にワクワク考古楽出前授業を実施しました。
最初に,県立埋蔵文化財センターの発掘調査について紹介し,次に縄文時代が続いた年数の長さや,縄文時代の暮らしの様子を説明しました。そして,学校近くの六反ヶ丸遺跡や出水貝塚などの遺跡を紹介しました。子どもたちは,身近な場所に遺跡があり,そこから弓や人骨が発掘されたことに驚いていました。
その後,遺跡から出土した縄文土器や弥生土器,石器や黒曜石など実際に触ってもらいました。子どもたちは,土器に貝で文様をつけたり,実際の道具を手に取って観察したりして,長い年月を経て人々が工夫して生活してきたことを学びました。
また今回は,火起こしにもチャレンジしましたが,なかなか火がつかず,当時の人々の苦労を実感したようでした。
今回の授業を通して,自分たちの郷土の歴史を知り,歴史や文化財を大切にすることを学んだ時間となりました。

縄文時代の暮らしをクイズ形式で出題

六反ヶ丸遺跡から出土した弓を紹介

実際の土器に触れて観察しました。