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鹿児島県上野原縄文の森

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投稿者: 管理人

森の様子を紹介します😊

冷え込んだ分、爽やかな青空が広がりました
縄文の森もすっかり冬景色
落葉した樹々の間から、ドングリ帽子のような竪穴住居が透けて見えます
先日は「霧島連山絶景スポット!」から景色を楽しむご家族連れもありました😄
1万年前のムラ越しに見る霧島連山、絶景です!

避難訓練

毎年1月26日は,「文化財防火デー」です。昭和24年1月26日に,現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し,壁画が焼損したことに基づいて制定されました。

埋蔵文化財センターでも毎年この日にあわせて,避難訓練を実施しています。今年は,1月24日に実施しました。

センター内から火災が発生したと想定して,職員が安全に素早く避難場所に集合できるか訓練を行い,また,避難後に消火訓練も行いました。どの訓練も,素早く適切に行うことができました。

今後も防災意識を高め,文化財愛護意識の高揚や啓発に取り組んでまいります。

出火に対する初期消火

避難の様子

消火訓練の様子

縄文の森知り隊の活動を紹介します! その1

令和6年度「縄文の森知り隊」活動をふりかえって    その1

今年度は⑤つのテーマで活動を行いました。活動内容をテーマに沿って3回に分けて紹介します。
通り一遍ではない深掘りした内容で、普段は行けない水場に行ったり、普段は入れない特別収蔵庫に入ったりと、隊員の知的好奇心をくすぐるもりだくさんの活動ができました。

*令和7年度も4月から「上野原縄文の森知り隊」の隊員を募集します!くわしくは,ホームページで後日お知らせします。

第1回 「知りたい! 上野原遺跡Ⅰ ~ココがスゴイ!上野原遺跡~」

 上野原遺跡全般の紹介と、復元集落・地層観察館・遺跡保存館の見学をしました。平成9年の発掘当時のままに遺跡を保存・公開する苦労なども学びました。

 企画展『歴史のかけはし 「史跡」でたどるかごしまの歴史』の見学もしました。

●隊員の声

M.Sさん

・遺跡発掘の裏話や背景について多く知ることができ大変勉強になった。地元に残る遺跡の偉大さにただただ感動した。

H.Iさん

・上野原遺跡は近くにあるが、こんな歴史があったことも知らなかった。

第2回 「知りたい! 埋蔵文化財センター ~ディープな収蔵庫探検~」

 隣接する埋蔵文化財センターの収蔵庫見学と整理作業体験として「拓本作り」をしました。また、普段は見ることのできない特別収蔵庫の見学もしました。

●隊員の声

M.Sさん

・特に印象深かったのは埋蔵文化財センターの見学です。作業の様子や保存方法などよく理解できた。知的興味を深めるよい機会になった。

 

*令和7年度も4月から「上野原縄文の森知り隊」の隊員を募集します!くわしくは,ホームページで後日お知らせします。

 

1/26は文化財防火デー!

昭和24年1月26日に,法隆寺の金堂が炎上して,壁画が焼損したことから,定められたんだ。
縄文の森では避難訓練を行ったよ。
消火器の使い方や、人・文化財の避難ルートについて再確認したんだ。
人や文化財を守るために、どんな行動を取ったら良いかみんなで考える良い機会になったよ。

「蛇の目釉剥ぎ」(原村遺跡:曽於市)

多くの陶磁器を窯で効率的に焼成するためには,皿や碗を積み重ねて焼く必要があります。その際,釉薬を全体にかけたまま焼くと,釉薬が溶けて,重なった部分がくっついてしまうので,様々な工夫が必要になります。

「蛇の目釉薬剥ぎ」はその技法のひとつです。一度かけた釉薬を重なり(皿や碗の内側)の部分だけ蛇の目(ドーナツ)状に丸く剥いで,その上に重ねて焼きます。薬を剥いだ部分が素焼きのまま残るので,陶磁器はくっつきません。

写真は薩摩焼の碗です。真上から見ると「蛇の目」がよくわかります。

令和7年度補助事務員(整理作業員)募集について

鹿児島県立埋蔵文化財センターでは,令和7年度補助事務員(整理作業員)を募集します。
募集期間 令和7年1月23日(木)~令和7年2月7日(金)

詳しくは,下記の募集要項(PDF)をダウンロードしてご覧ください。

令和7年度補助事務員(整理作業員)要項(PDF)